韓国外換銀行
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韓国外換銀行 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 한국외환은행 |
漢字: | 韓國外換銀行 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
ハングク=ウェファヌネン |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語: | Korea Exchange Bank(KEB) |
韓国外換銀行(かんこくがいかんぎんこう)は、大韓民国に所在する銀行。韓国内では外換銀行、もしくはKEBと呼ばれている。1967年、国の貿易政策の一環として設立。1990年に民営化されている。本店はソウル特別市中区に置く。国内での預金高は第5位。外国為替銀行でもあることから、外国向け取引に強く、KEDOのメインバンクとして朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に出張所を置いているほか、2004年にはイラクのザイトゥーン部隊にも出張所を設置した。企業向け金融にも強かったが、アジア通貨危機の影響を受け、ドイツのコメルツ銀行の出資を受けている。
その後、日本の東京相和銀行(現:東京スター銀行)などにも出資しているローンスターキャピタルの出資を仰ぎ、2004年にはチェース・マンハッタン銀行アジア太平洋部門を統括しコロンビア大学でも教鞭を取っていたロバート・ファロン氏が会長に就任し、ファロン氏は2007年までに10億ドルの利益を出すことを目標とする事業再生計画を推進した。
韓国の商習慣や文化に配慮しつつも積極的なリストラを進めて財務内容を整理、銀行を黒字化した。
2006年5月、ローンスターキャピタルは国民銀行に所有する全株式を売却することで同意したと発表。国内最大手行の傘下に入ることとなる。
韓国での分類は「市中銀行」となり、銀行コードは05、日本の金融庁の分類では「外国銀行」となり統一金融機関コードは0423である。東京都千代田区丸の内に東京支店、大阪市浪速区に大阪支店を開設している。韓国内では李栄杓をCMに起用している。
なお、在日支店は、2001年から2005年まで無免許の地下銀行の韓国への送金に関係したとして、金融庁より2006年3月から3ヶ月間新規に法人海外送金業務を禁止する行政処分を受けた。
[編集] 外部リンク
- 韓国外換銀行(韓国語・英語・中国語)
- 韓国外換銀行 東京支店/大阪支店(日本語)
- 韓国の銀行 - KBS WORLD Radio(韓国放送公社)
- 韓国外換銀行在日支店に対する行政処分について - 金融庁