Microsoft Outlook
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開発元: | マイクロソフト |
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最新版: | 12.0.4518.1014 (Office 2007) / 2006年11月 |
対応OS: | Windows |
プラットフォーム: | x86, x64(WOW64) |
種別: | PIM・電子メールクライアント |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: | office.microsoft.com/ja-jp |
開発元: | マイクロソフト |
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最新版: | 2004 v11.3.0 / 2006年10月10日 |
対応OS: | Mac OS、Mac OS X |
プラットフォーム: | PowerPC |
種別: | 電子メールクライアント |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: | www.microsoft.com/japan/ |
Microsoft Outlook(マイクロソフト・アウトルック)とは、マイクロソフトがWindows向けに販売しているコラボレーションツールである。電子メール機能の他、予定表・連絡先管理・仕事管理・メモなどの機能が実装されている。現在、Windows向けにOutlook 2007が最新版としてリリースされている。また、Mac OS向けにはOutlookに相当するアプリケーションとして、Microsoft Entourage(マイクロソフト・アントラージュ)が提供されている(最新版はEntourage 2004)。
目次 |
[編集] 概要
Outlook Expressとの名称の類似性からメーラが主体だと思われがちだが、実際には業務管理の一元化を目的としたアプリケーションとしてデザインされている。基本的な位置づけは「Microsoft Schedule+」の後継であり、かつ「Exchange Server」の標準クライアントである。「Lotus Notes」の影響を受け、グループウェアとしての性格を強めている。
仕事上の管理機能が実装されている為、スケジュールや連絡先管理、仕事管理及び履歴情報の確認、メモ帳など一連の機能を保持している。これらのデータは携帯端末用のWindows Mobile (Pocket PC/Handheld PC) 版Outlookと互換性があるため、パソコンと携帯端末をシンクロ(同期)してパソコン上Outlookと同じ情報を保たせるといった使い方も可能である。 (同期を行うためにはMicrosoft ActiveSyncのインストールが必要。)
メール機能に関しては以前からそれなりのセキュリティ機能は実装されていたが、Microsoft Outlookを狙ったコンピュータウイルスや迷惑メールの増加に伴い、バージョン2003より迷惑メール判定機能や標準の設定ではHTML形式のメールに対して画像やコンテンツを直接描画しないようにする機能が付加された。これにより、プレビューしただけでウイルスに感染すると言ったセキュリティホールを狙った攻撃をある程度抑えることは可能である(勿論、ウイルス対策ソフトとの併用は必要と言えるが)。
バージョン2003からは縦方向に3分割された画面が標準となった(これもユーザー設定で以前の設定に戻すことは可能)。
Office 2000には、FAX機能もついている。
Outlook 2000以降には他のOffice製品同様にVBAが搭載されており、例えば、標準で利用できる自動仕分機能よりも複雑な処理を行わせることができる。しかし上記のようなコンピュータウィルスへの対策上、利用は慎重に行われるべきである。
[編集] 関連アプリケーション
[編集] Microsoft Outlook Plus!
本来Microsoft Outlookはビジネスユーザー向けのソフトウェアではあるが、ここ最近はパーソナルエディションが多くのパソコンにプリインストールされていることを受け、家庭用としても使われることが多くなった。そこでバージョン2002の途中からMicrosoft Outlook Plus!という名目で携帯電話の同期機能を追加や電子メール設定の簡略化などが利用できるようになった。また、初期画面の内容も一新され、インプレスの書籍である「できる」シリーズのOutlook 2002(とOutlook Plus!)の一部記事の抜粋がHTMLで提供された。グリーティングメールの送受信が可能となったのもこのバージョンである。
この機能が好評だった事もあり、次のMicrosoft Office 2003では「Home Style+」(後述)として機能強化を図ることになった。
[編集] Microsoft Home Style+
Microsoft Office 2003では、プロフェッショナルエディション及びパーソナルエディション限定のMicrosoft Home Style+を導入することで、携帯電話同期機能の他にビデオメール(動画配信付きメール機能)や似顔絵描画機能による様々な表現を使った電子メールの送信、グリーティングメールの送受信が可能になった。このHome Style+はOutlookの機能強化だけに留まらず、Microsoft Wordでは冠婚葬祭に関するテンプレートの搭載、Microsoft Excelでは関数の入力補助機能が追加される。家庭内での利用に特化する場合には便利であろう。
[編集] Microsoft Entourage
Macintosh版Microsoft Office 2001からはMicrosoft Entourageが含まれるようになった。
Outlookに相当するアプリケーションと位置づけられたが、実質はMac版Outlook ExpressにPIM機能を拡張させたものであったため、Exchange Serverへのクライアント機能が実装されていなかった。対応策として当初はOutlook 2001 for Macが単独リリースされたが、2003年のEntourage v.X用アップデータでExchangeにクライアント対応した。その後も互換性を向上する一方で独自の機能強化が進めてられている(Entourageの新機能がOutlookの次期バージョンに実装されることもある)。
- Macintosh版Microsoft Officeの詳細に関してはMac BUの記事を参照のこと。