ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国
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ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国 |
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監督 | 志水淳児 |
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脚本 | 橋本裕志 |
出演者 | 田中真弓 岡村明美 中井和哉 山口勝平 平田広明 大谷育江 折笠愛 江原正士 関智一 郷里大輔 青野武 藤田淑子 |
音楽 | 田中公平 |
配給 | 東映 |
公開 | 2002年 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 20億円 |
前作 | ONE PIECE ねじまき島の冒険 |
次作 | ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険 |
『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』(ワンピース ちんじゅうとうのチョッパーおうこく)は、2002年3月に公開された漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版。劇場版第3作目。東映アニメフェア最後のONE PIECE作品、同時上映は『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』。
目次 |
[編集] 概要
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
監督はTVシリーズ演出、アニメ映画の監督など他の東映アニメーション作品に多く関わり、テンポのいい演出で、ファンの評価の高い監督・志水淳児。 そのテンポの良さは、彼が監督した劇場版ワンピース1作目、2作目からも分かるようにアクションやギャグにキレがあり今作でもそのテンポの良さは健在。
やや子供じみたタイトルからして分かるように、例年より児童向けに作られているようだが、ストーリーは大人が見ても楽しめるまとまったものとなっている。
パンフレットによるとドラム王国からアラバスタに行く間のストーリーでまだ仲間になって日が浅いチョッパーの仲間意識の弱い部分が成長していく過程を描いている。
原作通りなら船に乗っていなければならないビビとカルーの存在が消されており、ある種のパラレルワールド設定である。一方で同時上映の『夢のサッカー王』ではビビとカルーは登場している。
今作は動きで見せるギャグは少ないが麦わら一味の5人のノリツッコミなど随所に笑いを仕込んである。
今作のボスキャラは、最初は弱いキャラだが後々王の角を食べて強くなるという前2作品の最初から強いボスというパターンとは違うボスでもあった。
キャラクターデザイン・作画監督は映画初作画監督の小泉昇であり、次作『デッドエンドの冒険』と比べると作画はやや崩れている部分もあるが第5作・『呪われた聖剣』よりはだいぶ良作画である。 『デットエンドの冒険』のメインキャラの戦闘などと比べるとこちらの方がややスピーディな戦闘である。短いが戦闘では良く動いている。
[編集] ストーリー
航海を続けている麦わら海賊団は、現在の海域に珍獣ばかりしか住んでいない島があり、そこに黄金の力を宿した宝があるという話を耳にする。しかしチョッパーは危険だからよそうと拒否。そんな中突然、ゴーイングメリー号が空を飛んだ。実は、彼らがいたところこそ、その王冠島だった。
[編集] キャスト
- モンキー・D・ルフィ:田中真弓
- ロロノア・ゾロ:中井和哉
- ナミ:岡村明美
- ウソップ:山口勝平
- サンジ:平田広明
- トニートニー・チョッパー:大谷育江
- モバンビー:折笠愛
- バトラー伯爵:江原正士
- ヘビー総裁:関智一
- ホットドッグ将軍:郷里大輔
- ハゲオウム:青野武
- カラスケ:藤田淑子
[編集] スタッフ
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作品内容: | 漫画 | アニメ | 倒せ!海賊ギャンザック | 麦わら劇場 - ワンピース時代劇 |
劇場版作品: | 第1作 - 第2作 - 第3作 - 第4作 - 第5作 - 第6作 - 第7作 - 第8作 |
用語: | 用語一覧 | 悪魔の実 - ゴーイングメリー号 |
人物地理・年表: | 人物一覧 | アラバスタ王国 - 空島 - ウォーターセブン | 作品中の年表 |
世界政府: | 海軍 - CP | スモーカー - ジャンゴ - コビー - モーガン |
海賊: | 海賊 - BW | バギー - クロ - はっちゃん - クリーク - エース |
麦わら海賊団: | ルフィ - ゾロ - ナミ - ウソップ - サンジ - チョッパー - ロビン - フランキー |
その他 | CROSS EPOCH - ROMANCE DAWN - 尾田栄一郎 |