あつめし
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あつめし(温飯)は、大分県南海部郡蒲江町や米水津村(現・佐伯市)の郷土料理である。同様の料理は、大分県の他の地域でもりゅうきゅうと呼ばれよく知られている。なお、これらによく似た郷土料理に福岡県のごまさばがある。
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[編集] 概要
- 一仕事終えた漁師達が漁で獲れた魚を新鮮な内に捌き、海水で洗いそれを一口大に切って醤油・酒・砂糖を掛け、炊きたてで熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせて食べた海の男のまかない料理である。
- 「あつめし」という名は、この様にして食べていたことから付けられたと言われている。
- 「りゅうきゅう」という名は、この調理法が琉球の漁師から伝えられたことから付けられたと言われている。
[編集] 材料
[編集] 作り方
- 新鮮な魚を三枚に下ろし、皮を剥ぎ、刺身程の大きさに切る。
- 酒、みりん、しょうゆのタレに漬け込み、2~3時間程度寝かせる(好みでみじん切りの生姜等を加えてもよい)。
- 熱々の御飯の上に載せて、タレを掛け、好みの薬味を添える。