かち割り
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かち割り(かちわり)は、かち割り氷(かちわりごおり)の略。アイスピックや鑿などで割った荒い氷の塊。
販売する場合はポリエチレンの袋に入れている場合が多い。ウイスキーなどの酒や飲料を飲むために密封して、氷点下に保存して売る場合と、夏の屋外での飲料用もしくは涼を取るために、ポリエチレンの袋に入れて、ストローを挿し、袋の口を輪ゴムで止めて売る場合が多い。
夏の高校野球が行われる甲子園球場の名物となっており、スタンドでは「かぁちわり、いっかぁすかー?(かちわり、いかがですか?)」の呼び声とともに売られている。溶けてできる氷水を飲むのと合わせて、額などにのせて涼をとる人が多い。本来はシロップなど味がつくものは加えられていないが、縁日の屋台では希釈したかき氷用シロップに氷塊を入れたものを「かち割り」と称して販売していることがある。
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