かのこん
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かのこん | |
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ジャンル | 学園、ラブコメ |
小説 | |
著者 | 西野かつみ |
イラスト | 狐印 |
出版社 | ![]() ![]() |
レーベル | MF文庫J |
発表期間 | 2005年10月 - |
巻数 | 6巻(以下続刊) |
漫画 | |
原作・原案など | 西野かつみ |
作画 | 山木鈴 |
出版社 | メディアファクトリー |
掲載誌 | 月刊コミックアライブ |
レーベル | MFコミックス・アライブシリーズ |
発表期間 | 2006年8月号 - 連載中 |
巻数 | 1巻(以下続刊) |
ドラマCD | |
発売元 | フロンティアワークス メディアファクトリー |
販売元 | メディアファクトリー |
発売日 | 2007年3月28日(予定) |
販売価格 | 3200円(税込) |
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『かのこん』は、西野かつみ・作、狐印・画のライトノベル作品。また、それを元にした山木鈴の漫画作品。
『彼女はこん、とかわいく咳をして』のタイトルで、2005年に第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞した作品であるが、出版に当たり現在の題名に変更された。
目次 |
[編集] 作品概要
- 主人公・小山田耕太の一人称視点で進行するラブコメディであるが、主に中高生を対象にしているライトノベルにしては過激な性描写が含まれていて、読者からは「これ以上エロス度をアップするな」「いいや、もっとエロス度アップ希望」と言われるなど、賛否両論の作風となっている。ちなみに、作者は「純愛小説」と言い切っている。
- いずれも作者が同期(第1回MF文庫Jライトノベル新人賞)デビューで、MF文庫Jから刊行されている「上等。シリーズ」(三浦勇雄)や「彼女はミサイル」(須堂項)のパロディが随所に見られる。対する「上等。」の側も第6巻「フェスティバル上等。」で「かのこん」に対する意趣返し的なパロディ演劇「かれこん」を上演するシーンが登場する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
田舎から都会の薫風高校に転校した小山田耕太は、転校初日に学校一の美少女と噂される源ちずるに呼び出され、そこで熱い告白を受けると同時に彼女の秘密を知ってしまう。その日から、妖怪と人間の熱いお付き合いが始まっていく。
[編集] 登場キャラクター
声優はドラマCDのキャスト。
- 小山田 耕太(おやまだ こうた) 声:能登麻美子
- 本作の主人公。薫風高校1年(小説1巻の時点、5巻から2年。以下、全キャラクターとも同様に5巻より進級)。祖父と住んでいた田舎の高校から転校してきた。転校初日にちずるに呼び出され、そこでちずるが妖怪(妖狐)である事を知る。性格は温和で優柔不断。結婚するまでちずるとは健全な関係を保ちたいと思っているものの、ついついちずるに流されるままになっている。「おしりぺんぺん」「ちちまくら」「おっぱいちゅうちゅう」「尾てい骨舐めあい」など、半ばプレイ化しているその行動から「小山田耕太ヘンタイ説」が囁かれている。田舎にいたとき川で溺れた経験がトラウマとなり、泳げない。
- 実は一番謎が多いキャラ。
- 源 ちずる(みなもと - ) 声:川澄綾子
- 薫風高校2年。外見は巨乳の美少女だが、実体は齢400年以上の妖弧である。性格はいつも耕太を押し倒している事から淫乱だと思われがちだが、耕太以外の男になびかない所から一途で純粋な面も持っている。
- 源 たゆら(みなもと - ) 声:杉田智和
- 薫風高校1年。ちずるの義理の弟(ちずるに拾われた)で耕太の同級生。耕太と姉を「バカップル」呼ばわりするなどノリは軽いが妖弧としての能力は高い。あかねに好意を抱いていて、積極的にアタックするが、毎回冷たくあしらわれている。しかし冷たくされても「冷たいあかねもイイ!」と言っていることから、少々マゾの気がある。
- 長ヶ部 澪(おさかべ みお) 声:松来未祐
- 薫風高校2年。いつも臣に付き従っている。小学生と見紛うほど背が低く、華奢な体格をしている。その正体はカエルの半妖で、体からヒーリング(治癒)効果をもつ油を出すことができる(ちずる達は「澪の油」と呼んでいる。本人は嫌がっている)。名前は無かったのを臣が名付け、苗字は出身村の名前から、名前は臣の名前を入れ替えたものを付けた。臣に好意を持っている。
- 熊田 流星(くまだ りゅうせい) 声:三宅健太
- 薫風高校3年(4巻で卒業)。左目の傷がトレードマークで、対外的には薫風高校の番長と見られている。その正体は熊の妖怪。4巻で卒業したが、「熊田彗星」と名前を変えて新入生として再び薫風高校に入学してきた。番長職は臣に受け継がせたまま。
- 砂原 幾(さはら いく) 声:下屋則子
- 社会科教師で、耕太のクラス担任。天然ボケが激しい。幼いときから御方さま(本名は砂女という)という妖怪にとり憑かれており、二重人格者のように性格が変わる。「葛の葉」に所属しているが、ちずるの存在を隠すなど、ほとんど独立した行動をとっている節がある。妖怪たちの監査官をしている。
- 八束 たかお(やつか - ) 声:松山鷹志
- 体育教師兼生徒指導担当で、強面で通っている。「葛の葉」に所属していて、妖怪たちの監査官をしている。
- 犹守 望(えぞもり のぞむ)
- 小説2巻から登場。薫風高校1年。銀髪の美少女で、実体は狼の妖怪。朔という兄がいる。耕太の愛人を宣言し、ちずるに何かと張り合っている。胸はそれほどないものの、兄・朔のエロ本を参考に、SMプレイなど様々な方面に手を出している。それなりに値の張りそうなマンションの屋上のペントハウスに一人暮らしをしている。
- 犹守 朔(えぞもり さく)
- 小説2巻から登場。望の兄で、その正体は狐の妖怪。普段はバイクを乗り回している。昔ちずるとチームを組んでいた過去を持つ。
[編集] 小説
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メディアファクトリー・MF文庫Jより刊行。 挿絵:狐印。
2007年より米国でセブンシーズ・エンターテインメントが英語版を刊行している。
[編集] 既刊一覧
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[編集] 漫画
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『月刊コミックアライブ』にて連載中。作画:山木鈴 キャラクター原案:狐印
- 2007年1月31日初版 ISBN 9784840116657
[編集] ドラマCD
メディアファクトリーより発売。
[編集] 外部リンク
- こんくり(イラスト担当・狐印のサイト)
- メディアファクトリー・MF文庫J
- Kanokon(Gomanga.com)※英語