ともちゃん家の5時
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ともちゃん家の5時(ともちゃんちのごじ)は山梨放送で毎週土曜日17:00~18:00に生放送されている情報バラエティ番組。放送開始は1999年10月であり、2005年10月1日に放送300回目を迎えた。ハイビジョン制作。
小学生の「ともちゃん」、「なおくん」とその家族が山梨県内のグルメ情報・おすすめスポット情報などを紹介する。
ナイター中継が18:30から放送される場合など、その日の編成によっては放送時間が1時間30分~30分ほど前(16:30~17:30など)に変更されることもある。その場合でも番組タイトルは「ともちゃん家の5時」のままであるので注意が必要である。
開始当初新人アナウンサーであった富田智美アナは、この番組がきっかけで「トミー」のニックネームで親しまれるようになった。
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[編集] 出演者
北口家
ともちゃん家の設定上の苗字は北口(きたぐち)。番組中に使用される地図の中に山梨放送(山梨文化会館)が含まれていると、その場所がともちゃん家(北口家)であるとされることがある。 ともちゃん、なおくん以外は番組開始時からメンバーが変わっていない。また、ともちゃん、なおくんは一般人のため本名は公開されていない。
ともちゃん、なおくんの募集は2年6ヶ月ごとに行なわれている。そのため、今までのともちゃん、なおくんは2年6ヶ月間出演して番組を卒業している。ただし、初代のなおくんは5年間出演した。このペースが続いた場合、次回の公募は2009年夏ごろ(2009年秋の改編で交代)になることが予想される。
- ともちゃん - 一般公募。現在4代目、出演は2007年4月7日から。設定上は北口家の長女。いつも元気な小学6年生。
- なおくん - 一般公募。現在3代目で、出演は2007年4月7日から。設定上は北口家の長男でともちゃんの弟。腕白盛りの小学3年生。
- 父・いっけい(小島一慶) - 設定上はともちゃんの父で婿養子。博識。パチンコが趣味。
- 母・ゆきこ(清水由貴子) - 設定上はともちゃんの母。朗らかだが大雑把な性格。
- 祖父・みつぞう(石井光三) - 設定上はともちゃんの祖父。とにかく大きな声。元気の秘訣は美味い物を食べること。2005年に一時期病気で入院していたことがある。(病院から電話で登場したこともある)
- 祖母・ふみこ(後藤芙美子) - 俳優でもタレントでもなく、山梨県の郡内地方に住んでいる一般人。ただし一般公募ではない。設定上はともちゃんの祖母。山梨のことには非常に詳しい。多くの回で番組のはじめには画面に登場せず、ひととおり会話が終了してからお爺ちゃんが「おばぁー!」と呼んだ後に(お父さんが呼ぶ場合もある)桔梗屋(笛吹市に本社のある信玄餅の製造会社 番組スポンサーの1つ)のお菓子を持って登場する。番組中に演者名は表示されないが山梨日日新聞に掲載されるこの番組の広告では演者名で掲載されている。
- フロア犬 - カメラマンを含め画面に写る可能性のあるスタッフはこの着ぐるみを着用していることが多い。黒板の移動時などに北口家の後ろにさりげなく登場したり、ごく稀に自ら取材に出かけて取材映像にも登場したりする。設定上は北口家の飼い犬で犬小屋に書かれている名前は『フロア』。番組サイトでは独立したコーナーを持つ。2006年2月11日の放送ではCM明けの提供表示の後ろでふたりのフロア犬が登場し片方がバレンタインチョコをもう一方に渡していた。
山梨放送アナウンサー そのうちレギュラーは以下の3人である。
以下のアナウンサーはテーマによってもしくは代理として出演することがある。
- 浅川初美(特別企画、一部VTRナレーション)
- 鈴木智草(植田有紀子アナの代理、提供読み上げ)
- 前田真宏(特別企画、元中継担当、2005年10月8日,2006年11月25日代理でVTRナレーション)
- 酒井康宜(2005年12月24日櫻井アナの代理。2005年3月までは中継担当)
- 石河茉美(2006年9月16日植田有紀子アナの代理)
番組開始当初中継担当は桜井アナ、前田アナ、酒井アナの3人で持ち回りだった。
[編集] 現在のコーナー一覧
タイトルコール→中継紹介→特集→(○○を作っちゃおう!)→トミーの勝手に教養講座→中継→(ともちゃんorなおくん企画) の順に放送されることが多い。
[編集] タイトルコール
番組冒頭に行われる。主に県内の幼稚園や保育園の園児たち(クラス単位)に「ともちゃん家の5時、始まるよ!」と言ってもらうコーナー。2005年10月22日放送回では東海大甲府高の村中恭兵投手(同年のプロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズに1巡目指名された)など、園児以外がタイトルコールをする場合もある。
2006年7月1日放送分からタイトルのCGがハイビジョン対応のものに変更となった(BGMは変更なし)。それ以前のタイトルCGは番組Webページで見ることができる(BGMは無し)。
[編集] 特集
番組のメインコーナー。その回のテーマに沿って進行していく。食べ物の特集が圧倒的に多い。
回によっては「山梨県民が選ぶ○○グランプリ」などと題して県民が投票したお勧めの場所・店を紹介することがある。その場合は数回前の放送で告知、投票を受け付ける。投票は山梨県内の場所・店には限られていないことがほとんどなので、近県の場所・店が紹介されることもある。 下記のTAXIの旅も特集のひとつである。
2006年3月4日の放送では音楽を10倍楽しむ方法と題して青島広志先生が出演した。青島先生が山梨放送の番組に出演するのはゆうひのジャングルに続いて2回目である。
[編集] TAXIの旅
山梨県内の市町村をピックアップしてその市町村で働いているタクシーの運転手さんのお勧めポイントを紹介するコーナー。 第1回は富士吉田市、第2回は南アルプス市芦安地区。
[編集] トミーの勝手に教養講座
トミーこと富田智美アナがその回のテーマに関係のある事柄について詳しく解説するコーナー。元はカレー紹介のときの即席コーナーで、不定期に放送されていたが、現在では毎回放送されている。スタジオ内の黒板にフリップを張り付けながら進行していく。第1回目の放送は2000年1月22日。進行中にお父さんにするどいツッコミを入れられることが多い。このコーナーでは富田アナは白衣と眼鏡を装着する。この衣装も開始当時は即席のものでメガネは100円均一の老眼鏡のレンズをはずしたもの、白衣は山日YBSグループ(山梨文化会館)の医務室のものを使用していた。
番組開始から20~30分後に開始することが多い。このコーナーは出演者との打ち合わせの段階で内容が変わることがあり、フリップの一部がコーナー開始直前に完成することもあるようだ(間に合わない場合は黒板に直接書くことになる)。
富田アナがコーナー名を叫んだ後におじいちゃんが「トミー、トミー、よよいのよい!」で始まる歌を歌うことが恒例となっている(最近ではこの部分は歌わずに直接歌詞に入ることが多くなった)。その後の歌詞は毎回テーマに沿ったものに変わる。歌詞はお父さんが作詞することもある。
ここで解説された内容は8日後の日曜日の山梨日日新聞でも確認することができる。また山梨放送の携帯サイト内の「トミーの新発見」でも要約された内容で確認できる場合があるが、富田アナのアナウンサー日記のような内容で書かれていることもある。
また、山梨放送のフリーペーパー「kitaguchi」では「トミーの勝手にデジタル教養講座」と題して地上デジタル放送に関する教養講座を連載していた。この記事にはともちゃん・なおくん(当時3代目・2代目)も写真で登場する。
2006年1月21日のハンバーグ特集の回は、ともちゃん・なおくん(当時3代目・2代目)のハンバーグ作りの進行に合わせる形で「トミーの勝手にミニ教養講座」として分割放送した。
2007年1月5日深夜放送の暗闇で逢いましょうでは番組の枠を超えてほぼ全編でこのコーナーが放送された。暗闇で逢いましょうには富田アナが出演しているために実現した企画だが、北口家は登場しなかった。
[編集] 中継
山梨県内のお勧めスポットなどを中継担当者が紹介するコーナー。番組中に随時(大きく分けると3回)放送される。その回のテーマによってはそのテーマに関係のある場所を紹介することがある。(テーマが「県民が選ぶ○○ランキング」のときは第1位になった場所を中継を交えて発表するなど。)
中継設備等の関係でこのコーナーはハイビジョン撮影ではない場合がある。その場合デジタル放送では左右に番組ロゴなどが書かれたサイドパネルが表示される。このサイドパネルには主に黄色系統の色が使われているが、中継場所によっては別の系統の色が使われることもある(桜の名所の中継の場合はピンク色など)。
- 主に1回目の中継ではその日の放送で紹介するお店、場所を紹介する(県民が選ぶ○○ランキングで第1位のお店、場所などを紹介するときには担当者の周りをぼかしたり、モザイクを掛けたりするなどして場所をわかりにくくする)。
- 2回目の中継でお店、場所等を店長、管理者などとの会話を交えて紹介する。ラーメンやうどんなどのお店を紹介するときは植田アナは必ず口に入り切らないほどの麺を一気に口に入れ、しばらく言葉を発せなくなることもあるが、この食べ方はおそらくスタッフの指示によるものと思われる。
- 3回目の中継は番組エンディング中に行われ、中継したお店、場所に関するちょっとした情報を紹介する。以前は次回のテーマに関係した事柄を紹介していたこともあった。
[編集] ○○を作っちゃおう!
特集に登場した飲食店の料理長などを北口家に招いて料理を作ってもらうコーナー。通常、ともちゃん、なおくん、お母さん、お婆ちゃんがお手伝いする。場合によってはお父さんも出てくる場合がある。
タイトルの○○には(一言+)料理名が入る。
[編集] とものときめきスマッシュ
ともちゃん(4代目)がときめいたものを直接見て、触れて伝えるコーナー。「スマッシュ」とは、現在のともちゃんの特技の一つがテニスであることから名付けられている。
[編集] ともカメが行く
毎回山梨県の市町村をピックアップして、その地域の住人にその地域のお勧め、自慢などを聞くコーナー。行なっていること自体は1億人の大質問!?笑ってコラえて!の日本列島ダーツの旅に近い。
[編集] とものてんきにな~れ
ともちゃんと富田アナが明日の天気を紹介する数十秒程度のコーナー。以前は番組エンディングの終了後に放送されていたが現在はエンディング最後で放送される。ともちゃんの鋭い発言で富田アナが返せなくなることがある。
ともちゃん(当時3代目)が修学旅行で番組を休んだ2006年4月29日は「なおのてんきにな~れ」と題して、なおくん(当時2代目)が代役を務めた。
このほか、なおくんがメインを務めるコーナーも放送される予定。
[編集] 過去のコーナー
[編集] とものとっても好奇心
ともちゃん(当時3代目)が各地に出向いて県内で注目の部活動や人気スポーツなどを体験するコーナー。卒業に伴い終了した。
[編集] 番組のセット
番組で使用されるセットは畳が敷かれ、炬燵のある一般家庭の居間を模した物となっている。画面手前には縁側もある。居間の窓から見える木の枝は季節によって装飾が変わる。(柿の木のようで秋には柿の実がついていた。)一家の背後には小さいディスプレイが置いてあり普段は番組のロゴが映し出されているが、中継を行っているときやVTRが流されているときはその映像が映し出されている。そして、YBSのマスコットキャラクタのモモオ・モモッチ・フルルのぬいぐるみも置かれている。 掛け軸はおじいちゃんの直筆で時々新しいものに掛けかえられている。季節に合わせてひな人形などが置かれている事もある。縁側のさらに手前、画面左側に立っている電柱には来週・再来週のテーマにあわせたポスターが貼られていて番組開始時に少し、終了間際に画面左側に数秒映し出される。
背景のディスプレイは2006年7月1日放送分から山梨放送が正式に地上デジタル放送を開始したため、デジタル放送対応のディスプレイに交換された。
[編集] データ放送
地上デジタル放送のデータ放送では番組で紹介したお店の情報や番組で作った料理のレシピなどを見ることができる。
[編集] 備考・その他
- ともちゃん一家の設定上の苗字は「北口」。(山梨放送の所在地が山梨県甲府市北口であるためと思われる)
- 2005年3月までは毎週月曜午前に再放送を行っていた。提供を読み上げる部分には冨田アナの「この番組は土曜日午後5時から放送しているともちゃん家の5時の再放送です。」というアナウンスが入っていた。プレゼントコーナーは食品の一部を除き木曜日締め切りだったためこの再放送を見た後でも応募が可能だった。再放送では『とものてんきにな~れ』はカットされていた。
- 上記のとおり2005年10月1日に放送300回を迎え、これを記念して番組では『祝い御膳』を3セット製作。視聴者にプレゼントされたが、1034通の応募があった。また、初代・2代目ともちゃん、初代なおくんがVTRで登場した。
- 富田アナが番組中に使用しているパソコンのメーカー名や機種名の部分は、番組ロゴや山梨放送に関わる宣伝広告が印刷されたステッカーで隠されていることがある。現在は同局のキャッチコピー「カナエルチカラ YBS」のステッカーで隠されている。
- 2005年12月10日に山梨放送ではJリーグ・J1・J2入れ替え戦(ヴァンフォーレ甲府が出場)を午後3時から生中継しており、その放送時間を5分延長したため、同日の『ともちゃん家の5時』は放送時間を5分短縮し17:05~18:00の放送だった。同日の特集は元々「りんご」であったが、数日前に急遽「ヴァンフォーレ甲府の戦いの軌跡」に差し替えられた(「りんご」特集は翌週の17日に延期)。この回では富田アナは私服ではなくVF甲府のユニホームを着用していた。また、植田アナが担当しているラジオ番組『Yukko's POPSAT』(土曜16:00~16:50、録音放送)がこの日に限り、ヴァンフォーレ甲府の状況を伝える関係で生放送を含んでいたため、植田アナによる中継コーナーは無かった。代わりに前田アナによる選手へのインタビューなどが放送された。
- 富田アナはこの番組放送時間中にYBSラジオで放送それているJOMO童話の花束(土曜17:30~17:45・録音放送)の朗読を担当していることがある。事前収録であるためその時間は富田アナはテレビ・ラジオの2番組に出演していることになる。
- ともちゃん・なおくんは放送日に学校行事がある場合は行事の参加を優先させるため番組を休むことになっている。2006年4月29日放送分では、ともちゃん(当時3代目)は修学旅行のため番組を休んだ(ただしオープニングで電話出演した)。同様に同年8月12日放送分ではなおくん(当時2代目)が自然学校に参加するために番組を休んだ。ただし、両者ともロケVTRには登場した。そして同年9月16日放送分では文化祭のため、ともちゃん(当時3代目)が番組を休んだ。
- 8月12日放送分では石井光三も落雷の影響でJR中央線が運転を見合わせたため、番組開始に間に合わなかった。そのため北口家4人で放送した。ただし、放送開始時にはJR中央線の運転は再開されていたため、光三おじいちゃんはエンディングには間に合い、そこだけ出演した。番組上では、なおくん(当時2代目)を自然学校まで電車で送って行ったために帰って来れなかったと設定された。
- 2006年6月に放送されたYBS・UTY共同の地上デジタル放送開始を告知するCMには、両局の代表番組(2番組ずつ)の出演者が出演しているが、YBSの代表番組であるこの番組からも北口家全員が出演した。また、このCMの前半では富田アナはトミーの勝手に教養講座で使用している衣装を着用していた。
- 2006年7月29日、番組宣伝のためにともちゃんと富田アナはラジオ番組のラヂウスのエンディングに出演した。
- 2006年10月7日の放送分から番組で使用されるテロップが更新された。
- 2007年2月24日の放送分では富田アナが声帯炎にかかってしまったため番組をお休みした。この回ではスタジオは植田有紀子アナが担当し、中継は櫻井和明アナが担当した。また、トミーの勝手に教養講座はゆっこの勝手に教養講座として放送した。(ゆっことは植田アナの愛称である)
- 2007年4月7日の放送分(現在のともちゃん・なおくんの初回出演日)では、清水由貴子が風邪で番組を休んだ。この日の料理コーナーのアシスタントは後藤芙美子のほか、小島一慶が務めた。なお番組上は、病院に行ったと設定された。
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