アイ・フィール・ファイン
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アイ・フィール・ファイン I Feel Fine |
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ビートルズ の シングル | ||
リリース | 1964年11月27日 (イギリス) 1964年11月23日 (アメリカ) |
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録音 | アビイ・ロード・スタジオ (1964年10月18日) | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 2分18秒 | |
レーベル | パーロフォン (イギリス) キャピトル・レコード (アメリカ) |
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プロデュース | ジョージ・マーティン | |
チャート順位 | ||
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ビートルズ 年表 | ||
ア・ハード・デイズ・ナイト (1964年) |
アイ・フィール・ファイン (1964年) |
涙の乗車券 (1965年) |
アイ・フィール・ファイン (I Feel Fine) は、ビートルズの曲。ジョン・レノンの作品。ヴォーカルはジョンで、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンがコーラスをつけている。1964年11月27日に発売された8枚目のシングル (B面は「シーズ・ア・ウーマン」)。
目次 |
[編集] 記録
イギリスでは、「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」、「メロディ・メイカー」共に6週連続1位。アメリカでは、「ビルボード」で3週連続1位を記録した。
[編集] 演奏
この曲では他のバンドに先駆けてフィードバック奏法を取り入れた。
冒頭の印象的な音は、ジョンがギブソン・J-160Eをアンプに繋いだ状態で5弦開放、ポールがヘフナー・500/1で3弦の開放でピッキングして、ジョンがそのままヴォックス・アンプに近づく事により、フィードバック現象が発生し、さらに5弦とブリッジの間隔が狭いが故に、ビリ付いたような音を出している。よって最初の鈍い音はベース音、直後に続く「ビョーン」というような音はギターのフィードバック音 + 弦がブリッジを叩く音である。
[編集] ミキシング
米国盤『BEATLES 65』収録分(モノラル・ステレオとも)は非常に深いエコーがかけられており。エンディングが短い(フェイド・アウトが早い)。なお同ステレオ盤に収録されたものは擬似ステレオ(デュオフォニック)である。 日本ヴィニール盤『THE BEATLES 1962-1966(通称:赤盤)』収録分はイントロのフィード・バック音の前に誰かの咳払いとドラム・スティックの音が収録されている。
[編集] 収録アルバム/シングル
- アイ・フィール・ファイン - シングル盤。B面はシーズ・ア・ウーマン
- ビートルズ '65
- ザ・ビートルズ1962年~1966年
- パスト・マスターズ Vol.1
- ザ・ビートルズ・アンソロジー2
- ザ・ビートルズ1