アットマーク
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アットマークは、@ の、日本における通称、その形状から指紋とも呼ばれる。アットマークは会計や、納品書や請求書等の略記として多く一般に用いられる記号であり、明細書において「商品7個 @ $2 = $14」(商品7個 各単価2ドル 小計14ドル)のように用いる。最近では、アットマークは電子メール・アドレスに使われるようになり、ユビキタスを表すようになってきている。
ANSI/CCITT/Unicodeの文字符号化標準では、「commercial at」が公式名称である。
@の起源については議論のあるところだが、非常にありえそうなのはāの筆記体である。またはà(フランス語で「at」を意味する単語)である可能性もある。ラテン語の前置詞 adの合字に由来するという説もある。
英語では俗にat sign、at symbolあるいは単にatなどと呼ばれ、文章中ではat(アット)と読まれる。他にも、国によって様々な名称があり、「かたつむり」(イタリア語、エスペラント語、ウクライナ語など)、「サザエ」朝鮮語、「ねずみ」(台湾の中国語)、「小さな犬」(ロシア語)、「ゆれる猿」(オランダ語)、「猿の尻尾」(ドイツ語)「ミャウ(猫の鳴き声)マーク」(フィンランド語)、「ゾウの鼻のa」(デンマーク語)、「シナモンロール」(スウェーデン語)、「ニシンの巻いたもの」(チェコ語)、「シュトゥルーデル」(ヘブライ語)などがある。
元来は、単価を示すのに使われた、(@$300で単価300ドル)ラテン語の「アンフォラ」(取っ手が付いたツボ)という意味の記号である。1つの「アンフォラ」に入る量が「1アンフォラ」とされ、その後に単価を表すマークになった。
現在では、atの代わりに幅広く使われだしており、特に、インターネットの電子メールのアドレスにおいて、個人名とドメイン名を分けるのに使われる。これは、1971年、Ray Tomlinsonが、前述のように単価を表す文字として使われていた@を「このユーザーは、ローカルマシン上(at)ではなく、他のホスト上(at)に居る」と言う意味を込めるために採用したことに始まる。
モールス信号では・--・-・
[編集] 符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 実体参照 | 名称 |
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@ | U+0040 | 1-1-87 | @ | アットマーク |