アトランタ・ファルコンズ
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カンファレンス | NFC |
地区 | NFC南地区 |
創設 | 1965年 |
スタジアム | ジョージア・ドーム |
本拠地 | ジョージア州アトランタ |
チームカラー | 黒、赤、銀、白 |
チームロゴ | 赤と黒の隼に白と銀の縁取り |
ヘッドコーチ | ジム・モーラ (2004-) |
リーグ・チャンピオンシップ (0) |
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カンファレンス・チャンピオンシップ (1) NFC: 1998 |
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ディビジョナル・チャンピオンシップ (3) NFC西地区: 1980, 1998 NFC南地区: 2004 |
アトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタに本拠を置く、National Football League (NFL) 所属のアメリカンフットボールチームである。1966年、エクスパンション・チームとしてNFLに加盟した。
- 創設: 1965年6月30日。最初の試合は1966年。
- 過去のスタジアム: アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアム (1966-1991)
- ユニフォームの色: ホーム時は赤と白を基調に白い文字、黒の縁取り。アウェイ時は白地に黒の文字、赤の縁取り。
- ヘルメットのデザイン: 黒地に、赤と黒の隼を灰色と白で縁取りしたロゴが両側に入る。ロゴはFをかたどったもの。フェースマスクも黒。
目次 |
[編集] フランチャイズ史
年表
- 1965年 - チーム創設。NFLコミッショナーのピート・ロゼールから、ランキン・スミスにオーナーシップが与えられた。最初の選手は、1965年11月27日のドラフト1巡目で指名された、テキサス大学出身のLBトミー・ノービスである。
- 1966年 - ファルコンズ初のシーズン。ノービスはNFLの新人賞を受賞し、同チーム初のプロボウル出場選手となった。通算294タックルは、現在もフランチャイズの最高記録である。
- 1970年 - 11月30日、アトランタ初のマンデー・ナイト・フットボール開催。マイアミ・ドルフィンズに7-20で敗れる。
- 1971年 - 7勝6敗1分けで、チーム初のシーズン勝ち越し。
- 1972年 - NFC西地区2位でシーズンを終える。この時点までのチーム最高成績。
- 1977年 - 14試合のシーズンで129失点という、NFLレコードを樹立。
- 1978年 - 初のプレイオフ出場。ホームでフィラデルフィア・イーグルスに勝利するが、アウェイのダラス・カウボーイズ戦で敗れる。
- 1980年 - NFC西地区で優勝し、2度目のプレイオフに出場するが、この年もダラス・カウボーイズに敗れる。
- 1982年 - ストライキにより9試合に短縮されたシーズンを5勝4敗で終えてプレイオフに出場、アウェイでミネソタ・バイキングズに敗れる。
- 1991年 - グリーンベイ・パッカーズとのトレードで、当時控えQBであったブレット・ファーヴを放出し、ドラフト1巡目の指名権を獲得する。
- 1992年 - ホームスタジアムをアトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアムからジョージア・ドームに移す。
- 1995年 - レギュラーシーズン最後の試合でサンフランシスコ・フォーティーナイナーズに勝利し、プレイオフ出場権を獲得。ランボー・フィールドでグリーンベイ・パッカーズに敗れる。
- 1998年 - QBクリス・チャンドラーとRBジャマール・アンダーソンの活躍で、チーム史上最高の成績を収める。11月8日、ニューイングランドでペイトリオッツを41-10で破り、1982年以来続いていた寒冷地での11月・12月の試合の連敗記録を22で止める。シーズン成績14勝2敗でNFC西地区1位となり、シーズン成績15勝1敗のバイキングズをNFCチャンピオンシップゲームで破って、初のスーパーボウル出場を果たすが、デンバー・ブロンコズに19-34で敗れる。
- 2001年 - サンディエゴ・チャージャーズとのトレードで、ドラフト5巡目の指名権とティム・ドワイトに代えて、ドラフト1巡目の指名権を獲得する。このドラフト権で、のちのチームの顔となるマイケル・ヴィックを指名する。
- 2003年 - シーズン前にスターQBマイケル・ヴィックが足を負傷したためチームは苦戦し、5勝11敗に終わった。シーズン残り3試合の時点でヘッドコーチのダン・リーヴスが辞任し、チームはディフェンシブ・コーディネータで元バッファロー・ビルズヘッドコーチのウェイド・フィリップスに委ねられた。2004年のドラフト8巡目で、ヴァージニア工科大学のCBディアンジェロ・ホールを獲得する。
- 2004年 - QBマイケル・ヴィックの復帰とジム・モーラ新ヘッドコーチの就任によりチーム状態が向上し、11勝5敗でNFC南地区1位となる。ディビジョナル・プレイオフでセントルイス・ラムズに47-17と勝利し、NFCチャンピオンシップゲームに臨むが、フィラデルフィア・イーグルスに10-27で敗れる。
[編集] シーズン成績
年度 | 勝 | 敗 | 分 | 地区順位 | プレイオフ最終成績 |
---|---|---|---|---|---|
1966 | 3 | 11 | 0 | 東地区7位 | -- |
1967 | 1 | 12 | 1 | 海岸地区4位 | -- |
1968 | 2 | 12 | 0 | 海岸地区4位 | -- |
1969 | 6 | 8 | 0 | 海岸地区3位 | -- |
1970 | 4 | 8 | 2 | NFC西地区3位 | -- |
1971 | 7 | 6 | 1 | NFC西地区3位 | -- |
1972 | 7 | 7 | 0 | NFC西地区2位 | -- |
1973 | 9 | 5 | 0 | NFC西地区2位 | -- |
1974 | 3 | 11 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1975 | 4 | 10 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1976 | 4 | 10 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1977 | 7 | 7 | 0 | NFC西地区2位 | -- |
1978 | 9 | 7 | 0 | NFC西地区2位 | ディビジョナル・プレイオフ (対カウボーイズ) |
1979 | 6 | 10 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1980 | 12 | 4 | 0 | NFC西地区1位 | ディビジョナル・プレイオフ (対カウボーイズ) |
1981 | 7 | 9 | 0 | NFC西地区2位 | -- |
1982 | 5 | 4 | 0 | NFC地区5位 | ファーストラウンド (対バイキングズ) |
1983 | 7 | 9 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1984 | 4 | 12 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1985 | 4 | 12 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1986 | 7 | 8 | 1 | NFC西地区3位 | -- |
1987 | 3 | 12 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1988 | 5 | 11 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1989 | 3 | 13 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1990 | 5 | 11 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1991 | 10 | 6 | 0 | NFC西地区2位 | ディビジョナル・プレイオフ (対レッドスキンズ) |
1992 | 6 | 10 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1993 | 6 | 10 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1994 | 7 | 9 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1995 | 9 | 7 | 0 | NFC西地区2位 | ワイルドカード・プレイオフ (対パッカーズ) |
1996 | 3 | 13 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
1997 | 7 | 9 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
1998 | 14 | 2 | 0 | NFC西地区2位 | 第33回スーパーボウル出場 (対ブロンコズ) |
1999 | 5 | 11 | 0 | NFC西地区3位 | -- |
2000 | 4 | 12 | 0 | NFC西地区5位 | -- |
2001 | 7 | 9 | 0 | NFC西地区4位 | -- |
2002 | 9 | 6 | 1 | NFC南地区2位 | ディビジョナル・プレイオフ (対イーグルス) |
2003 | 5 | 11 | 0 | NFC南地区4位 | -- |
2004 | 11 | 5 | 0 | NFC南地区1位 | カンファレンス・チャンピオンシップ (対イーグルス) |
[編集] 選手/人物名鑑
[編集] 殿堂入り
主としてファルコンズに在籍した選手について、まだ殿堂入りの例はない。
[編集] 永久欠番
- 10 スティーブ・バートコウスキ
- 31 ウィリアム・アンドリュー
- 57 ジェフ・ヴァン・ノート
- 58 ジェシー・タグル
- 60 トミー・ノービス
[編集] 過去の名選手/コーチ/関係者
- ジャマール・アンダーソン
- モーテン・アンダーセン
- マイク・ケン
- ディオン・サンダース
- ビリー 'ホワイトシューズ' ジョンソン
- ジェシー・タグル
- クリス・チャンドラー
- エセラ・トゥアオロ
- テレンス・マシス
- トニー・マーティン
- クリス・ミラー
- ビル・フラリック
- レイ・ブキャナン
- マイケル・ヘインズ
- アンドレ・ライズン
- ジェラルド・リグズ