アレキシ・ライホ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレキシ・ライホ(Alexi "Wildchild" Laiho;本名Markku Uula Aleksi Laiho, 1979年4月8日 - )は、フィンランドのギタリストである。チルドレン・オブ・ボドムでは、ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を担当。
目次 |
[編集] プロフィール
ヘルシンキ郊外のエスポー出身、7歳の頃からヴァイオリンを始める。11歳の時、スティーヴ・ヴァイのアルバム、『PASSION AND WARFARE』に収録された『For The Love of God』のプロモーションビデオを見たのをきっかけに、ギターを手にする。13歳の時にバンドINEARTHEDを結成。その後、メンバーチェンジを経て、INEARTHEDからチルドレン・オブ・ボドム(Children Of Bodom)へバンド名を改名し、デビュー。現在に至る。
チルドレン・オブ・ボドム以外では、サイドプロジェクトであるKYLA:HULLUTや、アレキシの恋人であった(現在は離婚)キンバリー・ゴスのバンド、シナジー(Sinergy)のギタリストとしての活動している。
[編集] プレイスタイル
ヴァイオリンを習っていたこともあり、クラシックの影響を受けている。モーツァルトを特に好んで聴く。速弾き、タッピング、スウィープなど技術的には当代屈指の存在とされる。 その他、スティーヴ・ヴァイ、ポール・ギルバート、ザック・ワイルドなどに影響を受けたと語っている。
2002年頃まではランディ・ローズが使用していたことでも有名なジャクソンのRVを使用していたが盗難に遭った時にESPから提供を受け、その後はESPのシグネチャー・モデルを使用している。カラーは何種類かあり、ステージではチューニングごとに使い分けている。ギターの仕様はフロイドローズトレモロに1ピックアップのシンプルな機能で、エフェクターもあまり使用しない。
[編集] 逸話
バンド内でもトップを争う破天荒な行動が有名。それにより怪我をすることも多い。主な事故は以下の通り。
- 2003年9月 胸・脇腹を痛め、名古屋公演が中止に。東京公演は痛み止めを飲んで演奏。
- 2004年12月 車の屋根から転落し右腕を骨折し、当時レコーディング中だったアルバム『ARE YOU DEAD YET?』の完成が遅れる。
- 2006年2月 バルセロナ公演中に右足親指を骨折。そのままツアーを続ける。
- 2007年2月 ボーリング場で肩を骨折。UAEでのフェスをキャンセル。