アーセナル・スタジアム
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アーセナル・スタジアム | |
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ハイバリー |
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所在地 | ロンドン・ハイバリー |
開場年 | 1913年 |
収容人数 | 38,500人 |
フィールド | 長さ 110ヤード m × 幅 73ヤード m |
使用チーム | アーセナル(サッカー) |
アクセス |
アーセナル・スタジアム(Arsenal Stadium)は1913年から2006年まで使用されたイングランドのサッカークラブアーセナルFCのホームスタジアムである。
一般的にはアーセナル・スタジアムと言う名称よりも、スタジアムが立っている地区の名称「ハイバリー」(Highbury)で言及されることが多い。
アーセナル・スタジアムのキャパシティは38,500人であり、このキャパシティの小ささがアーセナルのクラブ運営上大きな足かせとなってきていたため、20世紀末頃から新スタジアムに関する議論が続けられていた。
2006年にアーセナルの新スタジアムとなる、エミレーツ・スタジアムが完成。2006-2007年シーズンからエミレーツ・スタジアムの使用を開始した。なお、UEFA主催試合の場合は公式スポンサー以外での広告露出が禁止されているため、新スタジアムがアーセナル・スタジアムとして呼ばれることになる。
[編集] ラストゲーム
2006年5月7日、アーセナルは1913年から使用し続けてきたアーセナル・スタジアムに別れを告げた。
ハイバリー最後の試合はリーグ戦の最終週ウィガン・アスレティックとの試合であった。この試合では4対2でアーセナルが勝利を収めている。
この日は、ノースロンドンダービーの対戦相手トッテナム・ホットスパーがウェストハム・ユナイテッドとのアウェーゲームに敗れたため、アーセナルは2006-2007シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得することが出来た。アーセナルにとっては、ハイバリーでの有終の美を飾ったことになる。