インターンシップ
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インターンシップとは、学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。
大学本科生では3年次の夏・春の長期休暇中に行く事がほとんど(近年では大学院、短期大学、高等専門学校でもインターンシップ制度の導入が進んでいる)。学生への労働賃金は支払われるところと、そうでないところがある。大学によっては単位が認定される。 最近は一年生から募集しているところも徐々に増えている。
アメリカでは、企業が学生を大学入学時から職場体験させ、卒業するまでに技術を入社時に必要な水準まで引き上げる。大学院まで進学する学生に対しては、研究活動を様々な面でバックアップし、入社後に研究を継続させることもある。給料も支給されるため、日本の大学生のようにアルバイトをすることなく、就業訓練を積むことができる。
ただ、研修先は学校側で決めることが多く、学生の意見が必ずしも生かされないことから、希望していない企業や職種へ行かされるとトラブルになることがある。