ウルトラヴァイオレット
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ウルトラヴァイオレット Ultraviolet |
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監督 | カート・ウィマー |
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製作 | ジョン・バルデッチ ルーカス・フォスター |
脚本 | カート・ウィマー |
出演者 | ミラ・ジョヴォヴィッチ キャメロン・ブライト ニック・チンランド |
音楽 | クラウス・バデルト |
撮影 | アーサー・ウォン ジミー・ウォン |
編集 | ウィリアム・イェー |
配給 | ソニー |
公開 | 2006年3月23日 (NA) 2006年6月24日 (JP) |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
制作費 | $30,000,000 |
allcinema | |
IMDb | |
ウルトラヴァイオレット(Ultraviolet)は、2006年のSF映画である。
目次 |
[編集] キャスト
- ミラ・ジョヴォヴィッチ - ヴァイオレット(本田貴子)
- キャメロン・ブライト - シックス(水樹奈々)
- ニック・チンランド - ダクサス(江原正士)
- ウィリアム・フィクトナー - ガース(村治学)
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
21世紀末、新種のウィルスが蔓延、感染した人間は超人的な知能と運動能力を身につけるが、“ファージ”と呼ばれた彼らは、感染後わずか12年で命を落とす運命にあった。ファージの能力を恐れた人間たちは彼らの根絶を企て、政府によるファージ掃討作戦が開始される。追い詰められたファージは地下組織を結成、人間政府との激しい抗争を繰り広げる。やがて政府はファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発に成功する。ファージ側はその情報をつかむと、最終兵器強奪のため、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込む。かつて、感染した夫と子どもを政府に殺され復讐に燃えるヴァイオレットは、兵器の入ったケースを難なく奪い去る。しかしその直後、彼女は最終兵器がわずか9歳の少年であることを知るのだった。
[編集] 解説
本作の見どころの1つが、ジョヴォヴィッチが披露するアクションの数々。この映画のために、1年間もの歳月をかけてトレーニングを積んだという彼女は「オリンピック選手に匹敵する厳しいトレーニングだったけど、それだけの価値はあったわ」と語る。
また、ジョヴォヴィッチの黒髪や衣服の色が変わるなど、様式美で貫かれたビジュアルの華麗さも特徴の一つ。メガホンをとったのは、『トーマス・クラウン・アフェアー』などの脚本家として注目され、クリスチャン・ベール主演のアクション映画『リベリオン』を監督したカート・ウィマー。
その『リベリオン』では、東洋武術と銃の技術を融合した“ガン=カタ”と呼ばれるオリジナル格闘技を考案しカルト的人気を博したが、今度は新体操にヒントを得て、再び独自のアクションシーンを描いた。
その作品内容はほとんどジョヴォヴィッチのアクションによるプロモーション映像とも言われ、ストーリー面には難のある映画とも言われている。
またアクションシーンこそ丁寧に作りこまれているものの、背景はその大半をCGに依存してるため、アクションシーン以外の部分は弱いと言わざるを得ない。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 2006年の映画 | SF映画 | アクション映画