エウステラリス属
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エウステラリス(Eusteralis)属は湿地の植物である。アクアリウムの世界では、この仲間の水草や似た姿をした水草は、オランダプラントと総称される。
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[編集] Eusteralis属
[編集] オランダプラント
学名：Eusteralis stellata
多めの炭酸ガス添加、比較的強めの照明、多めの液体肥料と底床肥料を求める水草で、一般的には栽培が難しい水草のひとつとされている。調子がよいと頭頂部が赤味を帯びる。
[編集] ミズネコノオ
学名：Eusteralis stellata
日本に自生する、オランダプラントの地域変異種といわれている水草。栽培はオランダプラントにほぼ準ずる。オランダプラントに比べると、黄緑色をした水草なので、「イエローオランダプラント」という別名もある。流通量は少なく、少数生産のものが出回る程度。
[編集] ミズトラノオ
学名：Eusteralis yatabeana
別名を「グリーンオランダプラント」という。栽培はやや難しく、清浄な水を好む。
[編集] 自生地での現状
アクアリウムの市場では、人工繁殖したものがしばしば取引されるが。日本の自生地におけるEusteralis属の状況は極めて厳しい。地域によって、絶滅してしまった場所や、絶滅しそうな場所が存在する。ミズネコノオ、ミズトラノオは環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類（VU)に指定されている。
[編集] オランダプラントと呼ばれるがEusteralis属ではない種
[編集] ニュー・オランダプラント
学名：Labiatae sp
草姿がオランダプラントの仲間に似ているために、この名前が付けられているが、違う仲間の水草である。
[編集] 参考文献
『ピーシーズ（監修・発行） アクアリウムで楽しむ水草図鑑 2001年10月10日発行』
『文・高島実 写真・佐々木浩之 はじめての水草ガーデニング 2002年6月20日発行』
[編集] 参考リンク
環境省 自然環境局 生物多様性センター
生物多様性情報システム
絶滅危惧種情報
生物多様性情報システム : RDB種情報検索
