オヒョウ
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オヒョウ(大鮃、Hippoglossus 、英名 Halibut)は、カレイ目カレイ科オヒョウ属の魚で海水魚。
世界には複数の種が存在し、日本の北洋からオホーツク海、大西洋、ベーリング海、北極海などの冷たい海の水深400mから2000m付近の大陸棚に生息する。
全長は1-2m以上で大きいものは3mを超え、体重は200kgに達する。まるで畳のような大きさである。 目のある側は暗褐色で、反対側は白色。
身体には脂肪が少なく筋肉量が多いので、大きさとあいまって暴れると非常に危険であり、死人が出るケースもある。 そのため、釣りあげる前に息の根をあらかじめ止める必要があり、ショットガンが用いられる事もある。
身は良くしまった白身で、脂肪が少なく淡白な味わいがある。
刺身で食べられるほか、ムニエルやフライなどでも食べられる。フィッシュ・アンド・チップスはイギリスを代表する庶民料理として有名。
ビタミンAおよびビタミンDが豊富で、肝臓からは肝油がとられる。
[編集] 種類
- タイセイヨウオヒョウ
- タイヘイヨウオヒョウ
- グリーンランドオヒョウ
[編集] 関連項目
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