オートレース場
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オートレース場(おーとれーすじょう)とはオートレースを開催するための施設であり、現在では日本に6場が存在する。なおナイター競走開催のために照明設備が設置されている場もある。
関西にはオートレース場がないが、かつては園田競馬場や長居競馬場、甲子園競輪場でオートレースが開催されていたことがあった。だがこれらは騒音問題(これらの会場は全て住宅地の間近にあった)や馬場をオートレースと併用することによって走路が硬くなるなどの競馬への悪影響が問題視され、開始から数年のうちに廃止されてしまった。
なお、最初に開催された場所は船橋オートレース場であるが、当初は船橋競馬場の馬場の内周にオートレース専用のダートコースを併設して開催していた。
かつては大井競馬場に併設される形で大井オートレース場が存在したが、こちらは1973年に廃止された。
[編集] オートレース場一覧
- 伊勢崎オートレース場(群馬県伊勢崎市)
- 川口オートレース場(埼玉県川口市)
- 船橋オートレース場(千葉県船橋市)
- 浜松オートレース場(静岡県浜松市)
- 山陽オートレース場(山口県山陽小野田市)
- 飯塚オートレース場(福岡県飯塚市)
[編集] 閉鎖されたオートレース場
[編集] 競走路(バンク)
オートレース場のバンクは一つ一つ性格がある競輪場のバンクとは大きく異なり、各場の諸元はほぼ同じ走路となっている。
- 内周500m……バンクの一番内側に沿って一周を測った場合。もし大外で測ると700mを越える。
- 幅員30m……レースではこの幅の間で競走しなければならない。ラインを割ると文句なしで失格となる。この走路の内側2mと外側10m分の赤色に塗られた「危険回避ゾーン」があり、落車やエンスト時にこのゾーンに運び出され二次事故を防いでいる。
- カント約2.25度……やや内側に傾いており、スピードを出したままでも回れる様になっている。但し、これ以上カントをきつくすると向心力が大きくなり、更にスピードが乗り、選手の技量が生かされなくなる。これは、競輪と逆の発想である。
- 曲率半径52m……コーナーの半径
- およそ直線部が片側87m、コーナー部が162m程。
ゴールラインの手前100mの所にスタートライン(0mハンデ線)があり、ここから内側のラインに沿って10mごとにハンデ線を放射状に敷かれている。
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