ケンジ (アニメポケットモンスター)
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ケンジ(日本国外名:Tracey Sketchit)は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスターシリーズ』に登場する架空の人物。声優:関智一。
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[編集] プロフィール
- 出身地:不明
- 職業:ポケモンウォッチャー、オーキド博士の助手
- 年齢:13歳くらい
- 登場時期[1]:OS・AG(一部)・DP(一部)
[編集] 人物
第86話から登場。現在はオーキド博士のもとで助手をしている。
性格は明るく、特にこれといって悪いところも無い優等生タイプのような少年(その分目立った場面は無かった)。たまに悪気が無く余計なことを言ってしまうようで、サトシとカスミのことを普段はいがみ合っているが実際は両思いだと発言して両人から怒られることも。また、しばしばサイドストーリーでカスミの彼氏と間違われている(ちなみにこの誤解にカスミがあっさり否定するシーンが用意されており、あまりストーリー上必要の無いやり取りであることから、視聴者に対しての製作者側からのメッセージの可能性もある)。人がいいことを理由にカスミやその姉にいいように使われたりするなど損な役回りも多く、どちらかというと話の軸になる人のそばでいて手伝いをするといった登場のほうが多い。タケシほどではないものの若干異性に興味はあるらしいが、ほとんどそのようなそぶりを見せていない。「観察させてもらいます」が口癖。
第85話にてサトシ達がタケシと別れた後、サトシがラプラスを守るために戦っているとき現れた。その後、サトシがオーキド博士の知り合いだと分かると、自分の作ったレポートをオーキド博士に見てもらいたいという理由でサトシの旅に同行していた。
ちなみにケンジは当初アニメ版ポケモンが海外に輸出されるに伴ってタケシ(当初はアメリカでは受け入れられないと判断されたため?)と入れ替えられるように登場したキャラだが、予想外にタケシの人気がアメリカでもあったために、結局金銀偏からまたタケシと入れ替えられるような形で退場させられてしまった。もしも、当初からタケシがアメリカでも人気がでると分かっていれば、ケンジというキャラは生まれてこなかったものと思われる。
[編集] ケンジのポケモン
- コンパン
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- 声優:愛河里花子、登場時期:OS
- 第84話から登場したむしタイプのポケモン。ケンジが最初から持っていた。目がレーダーになっているのでポケモンの探索等に活躍する。「ねむりごな」や「しびれごな」などを使用する。
- マリル
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- 声優:かないみか、登場時期:OS・KG(一部)・HT(一部)・SS
- 第87話から登場したみずタイプのポケモン。コンパン同様、ケンジが最初から持っていたポケモン。優れた集音能力を持っていて、コンパンでもサーチ出来なかったポケモンの居場所を鳴き声から割り出す。ただし、やや泣き虫な所がある。「みずでっぽう」や「たいあたり」などを使用する。
- ストライク
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- 声優:石塚運昇、登場時期:OS・SS
- 第97話から登場したむしタイプのポケモン。ストライクの群れのボスだったが、ボス争いに敗れ傷つき倒れていた所をケンジが発見し、治療を拒否したためやむなくゲットする。その後、ロケット団が元いた群れのストライク達を捕まえようとした際、救出した時にケンジの人柄を認め群れを新たなリーダーに任せ、正式にケンジのポケモンとなる。サトシのリザードンも認める強さを持っているが、老齢のためスタミナに難があり、長時間のバトルは苦手とする。「いあいぎり」や「かげぶんしん」、「きりさく」などを使用する。
[編集] 脚注
- ^ 登場時期に示されている略号
- 無印(PM):オレンジ諸島編(OS)、金銀(ジョウト)編(KG)
- アドバンスジェネレーション(AG):バトルフロンティア編(BF)
- ダイヤモンド・パール(DP)
- サイドストーリー(SS)