コングロマリット
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コングロマリット(conglomerate)
[編集] 複合企業体としてのコングロマリット
- 工業、金融業、放送・通信など、通常ならば業務関係のある会社と合併したり、事業部を子会社化するなどで企業グループを形成することが多いが、近年、業務の内容において直接の関係を持っていない企業の買収などによってグループ化する事例も増えている。こうした流れが行き着く先の一形態がコングロマリットである。
- コングロマリットは、異業種間同士の相乗効果によりグループ全体の活性化(一部では、株価の吊り上げといった思惑も込められた)が期待され、1960年代のアメリカ合衆国で盛んになった。
- [要出典]一旦構築されたコングロマリットであっても、短期間で効果が見られない場合やグループ本体の業績が悪化した際には、真っ先に事業再構築(リストラクチャー)が行われ解体される運命にある。コングロマリットの構築~解体のサイクルは、1990年代以降は短くなりつつあり、1960年代~1980年代に出現した巨大な企業群は成り立ち難くなっている。
[編集] 著名なコングロマリット
- ゼネラル・エレクトリック
- シーメンス
- 日立グループ
- ソニーグループ
- フィアット
- ユナイテッド・テクノロジーズ
- ピアソン PLC
- バークシャー・ハサウェイ
- NTTグループ
- ライブドア(ライブドアショック前)
[編集] 関連項目
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