サニー横山
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サニー横山(サニーよこやま、愛称「Sunny」、本名:横山真隆、1976年4月 - )は、エアロック・エアロバティックチーム所属のエアショーパイロット。島根県出身。
[編集] 経歴
幼いころからパイロットになることが夢であり、その実現のために1998年単身で渡米し、カリフォルニア州にある航空学校アルプスナイスエアに入校する。事業用、多発、計器飛行、飛行教官のライセンスを習得。2000年からアルプスナイスエアのインストラクターとして飛び、人望厚く、最優秀若手パイロットとして多くのパイロット育成に尽力した。同校を訪れていたロック岩崎と出会いエアショーパイロットを志す。
2004年8月27日、但馬空港でロック岩崎のウイングマン(2番機)としてデビューする。
2005年4月21日、但馬空港で訓練中の事故により恩師ロックの事故死により、エアロックの継承者となった。ロック岩崎の遺志を継ぎエアショーパイロットとして日本人にとって飛行機が身近な存在となることをモットーとしている。
2006年の5月3日、北九州空港へ向かう途中のモーターグライダーが墜落。現場に居合わせた彼は、迅速に救助作業を行い、その中で航空安全がいかに重要であるか身を持って学んだ。身近な事故の続発により一時は精神的につらい時期があったと言われた。
2006年5月13日の静浜基地航空祭や2006年7月30日の百里基地航空祭で華麗なパフォーマンスを披露し、ロック岩崎に勝るショーマンシップを発揮して多くのファンを獲得している。得意技は「サニーサイドアップ!」である。
各地の空港、特に自衛隊基地での展示飛行では多くのファンを魅了し、絶大な支持を受けている。