ザ・スキッズ
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ザ・スキッズはビッグ・カントリーのヴォーカル「スチュアート・アダムソン」がいたことでも有名なイギリスのパンクバンド。ニューウェーブともいわれる事がある。1980年代当時、イギリスでは、高い人気があったが、日本ではあまり評価されていなかったので初期作品2作しか日本盤は出ていない。そしてアルバム「Joy」を最後に彼らは解散する。その後ギターのスチュアート・アダムソンは、ビッグ・カントリーを結成してザ・スキッズ以上の成功を収める。そして2006年には、U2とグリーン・デイが彼らのヒット曲「Saints Are Coming」をカバーし、チャート2位まで上がった。
[編集] メンバーの加入、脱退
- リチャード・ジョブソン(ヴォーカル)
- ビリー・シンプソン(ベース)
- トム・ケリハン(ドラム)
- スチュアート・アダムソン(ギター)
の4名で結成されたが、1stアルバム発表後すぐにトム・ハリケンが脱退。2ndアルバムのドラムは、ゲストとして、ラスティ・イーガンが担当した。そして2ndアルバム発表後、ビル・シンプソンまで脱退してしまう。だがその後、新たにマイク・ベイリー(ドラム)と、ラッセル・ウェッブ(ベース)が加入してザ・スキッズ は、3rdアルバムを発表した。このアルバムは、全英9位という大ヒット作品だったが、アルバム発表後マイク・ベイリーはすぐ脱退。スチュアート・アダムソンは、音楽的な意見の違いでリチャード・ジョブソンともめていた。それが原因でスチュアート・アダムソンも、バンドを脱退してしまう。そして最終的には、
の2名がザ・スキッズの正式なメンバーとなった。4thアルバムはこの2名のほかにj.j.ジョブソンなどが、ゲスト参加しているが、1982年に解散してしまう。
[編集] ディスコグラフィ
- Scared to Dance(1976年)
- Days in Europa (1979年)
- The Abolute Game (1980年)
- Joy (1981年)※未CD化
- BBC Radio 1 Live (1990年)
[編集] 備考
- 3rdアルバム「The Abolute Game」を最後に、スチュアート・アダムソンはメンバーを脱退し、ビッグ・カントリーを結成する。