シェイック・モディボ・ディアラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シェイック・モディボ・ディアラ(Cheick Modibo Diarra, 1952年 - )は、マリ共和国の宇宙工学者及び科学者。
マリ共和国ニオロ・デュ・サヘル(Nioro du Sahel)生まれ。マリの高校を卒業後、パリ第六大学(ピエール・エ・マリ・キュリー大学)にて、数学、物理学、分析工学を学び、アメリカのワシントンD.C.のハワード大学にて宇宙工学を学んだ。その後カリフォルニア工科大学(CalTech)のジェット推進研究所(JPL、Jet Propulsion Laboratory)に採用され、金星探査のマゼラン、太陽探査のユリシーズ、木星探査のガリレオ、火星探査のマーズ・オブザーバー、マーズ・パスファインダーなどのアメリカ航空宇宙局(NASA)の様々な計画に参画した。その後NASAの火星探索教育の局長に任命された。
1999年には、NASAからパートタイムでアフリカでの教育開発の仕事を行う許可を得て、パスファインダー財団を設立。2002年には休職し、マリ共和国のバマコに太陽エネルギー開発の研究所を設立した。2000年からはユネスコ親善大使としても活躍。2002年と2003年はケニアのアフリカ・バーチャル大学のCEOにも就任した。現在、西アフリカ・マイクロソフトの会長を務めている。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 宇宙工学者 | マリ共和国の人物 | 1952年生 | 宇宙開発関連のスタブ項目