シャイロー (ミサイル巡洋艦)
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艦歴 | |
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発注: | 1987年4月16日 |
起工: | 1989年8月1日 |
進水: | 1990年9月8日 |
就役: | 1992年7月18日 |
退役: | |
その後: | 就役中 |
母港: | 横須賀 |
性能諸元 | |
排水量: | 9,600 トン |
全長: | 567 ft (173 m) |
全幅: | 55 ft (16.8 m) |
喫水: | 33 ft (10.1 m) |
機関: | ジェネラル・エレクトリック LM 2500 ガスタービン4機, 2軸, 80,000 shp |
最大速: | 30ノット以上 (56 km/h) |
航続距離: | |
乗員: | 士官、兵員387名 |
兵装: | Mk 41 VLS (61セル) ×2基 RIM-161 SM-3 RIM-67 SM-2 RGM-109 トマホーク RUM-139 VLアスロック AGM-84ハープーン4連装発射筒×2基 5インチ単装砲×2門 25 mm機関砲×2門 12.7 mm機関砲×4門 ファランクスCIWS×2基 Mk-46短魚雷 3連装発射管×2基 |
艦載機: | SH-60 シーホーク 2機 |
モットー: | Making Excellence a Tradition |
シャイロー(USS Shiloh, CG-67)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の21番艦。艦名は南北戦争のシャイローの戦いにちなむ。
1996年9月3日、カール・ヴィンソン戦闘群に所属していたシャイローはデザート・ストライク作戦でイラクに対し14発のトマホーク巡航ミサイルを発射した。2002年7月、シャイローはイラクの自由作戦で再びトマホークを発射した。2003年4月25日にシャイローは母港であるカリフォルニア州のサンディエゴに帰投した。
2005年1月、シャイローはスマトラ島沖地震の救援活動に参加した。
2006年6月22日、シャイローはスタンダードミサイル SM-3(RIM-161 SM-3)による弾道ミサイルの迎撃実験に成功した。
2006年7月初頭、米海軍はシャイローを米海軍横須賀基地(神奈川県)へ移動すると発表した。これは同時期に発生した北朝鮮ミサイル連続発射事件に対する対抗措置と見られているが、6月末にはすでに配備が決定していたようである。
8月29日、シャイローはRIM-161 SM-3搭載艦として初めて横須賀基地へ配備され、入港式典には米海軍長官も姿を見せた。ミサイル防衛対応艦船となっている。