ジェイク・ベックリー
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ジェイク・ベックリー(Jacob Peter Beckley、1867年4月4日 - 1918年6月25日)は、元メジャーリーグの選手。一塁手。左投げ左打ち。アメリカ・ミズーリ州出身。ニックネームは“Eagle Eye”。
1888年、ピッツバーグ・アレゲニーズ(現ピッツバーグ・パイレーツ)に入団し、同年6月20日にメジャーデビュー。その後ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)、シンシナティ・レッズ、セントルイス・カージナルスと渡り歩き、1907年のシーズン後に引退した。1918年に心臓病で50歳で死去。
通算20シーズンで打率3割以上が13回。通算三塁打243本は、サム・クロフォード、タイ・カッブ、ホーナス・ワグナーに次ぐメジャー歴代4位である。また、一塁手として2376試合出場の記録はエディ・マレーに次ぐ歴代2位、通算刺殺23709は歴代1位である。
隠し球もうまかった。1893年5月30日のボルチモア・オリオールズ戦では、ボールをファーストベースの下に隠して隠し球を成功させている。
通算成績 2386試合 9526打数 2930安打 86本塁打 1575打点 315盗塁 打率.308