1907年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1880年代 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 |
年: | 1904年 1905年 1906年 1907年 1908年 1909年 1910年 |
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1907年(せんきゅうひゃくななねん)は、火曜日から始まる平年である。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:丁未
- 日本(月日は一致)
- 清
- 光緖32年11月17日 - 光緖33年11月27日
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム): 成泰18年11月17日 - 成泰19年7月27日、維新元年7月28日(グレゴリオ暦9月5日) - 11月27日
- 仏滅紀元:2449年閏10月2日 - 2450年閏9月11日
- ヒジュラ暦(イスラム暦): 1324年11月16日 - 1325年11月26日
- ユダヤ暦:5667年4月15日 - 5668年4月26日
- 修正ユリウス日(MJD):17576~17940
- リリウス日(LD):118417~118781
[編集] できごと
- 1月6日 - マリア・モンテッソーリ、ローマで労働者階級の子供のために彼女の最初の学校およびデイケアセンターを開く。
- 1月21日 - 東京株式相場が暴落し、戦後恐慌が始まる。
- 2月4日 - 足尾銅山で労働争議が起こる。
- 2月5日 - 日清紡績設立。
- 2月22日 - 奥村組創業。
- 2月23日 - 麒麟麦酒設立。
- 3月15日~3月16日 - フィンランドで最初の議会選挙、女性候補が出馬した世界で最初の選挙であるとともに、普通選挙権が適用されたヨーロッパで最初の選挙
- 3月21日 - 小学校令が改正され、義務教育が6年間となる。
- 6月5日 - BAPSスワミナラヤン教、確立
- 6月10日 - 日仏協約が調印される。清の独立・領土保全が約束され、両国の勢力範囲が確認される。
- 6月15日 - 第2回ハーグ国際平和会議が開催される。大韓帝国がハーグに密使を送る(ハーグ密使事件)。
- 7月24日 - 第3次日韓協約が締結される。韓国政府に日本人が採用されることなどが取り決めされる。
- 8月1日 - 韓国軍隊が解散され、反日運動が激化する。
- 8月1日~8月9日 - ロバート・ベーデン=パウエル、イギリスのブラウンシー島で最初のボーイスカウト・キャンプを実施。
- 8月31日 - 英露協商が結ばれ、イランとアフガニスタンにおける両国の勢力圏が確認される。露仏同盟・英仏協商とあわせて三国協商が成立。
- 9月11日 - 電機学校(東京電機大学の前身)創立。
- 9月26日 - ニュージーランドがイギリスの自治領となる。
- 10月24日 - ジョン・ピアポント・モーガン、エドワード・ヘンリー・ハリマン、ジェームズ・スティルマン、ヘンリー・クレー・フリックおよび他のウォールストリートの財政家が、2500万ドルのプールを、1907年の銀行パニックを主導していたニューヨーク証券取引所の急落するシェアに投資するべく作成し、アメリカの金融危機が防がれた。
- 11月16日 - アメリカ合衆国が日本人労働者移民の渡航制限を要請する。
- 12月19日 - ペンシルバニア州ジェーコブス・クリークの炭鉱中の爆発、死者239人
[編集] 日付不詳
- 3月 - ベトナムでファン・チュー・チンらがハノイに東京義塾を設立する。
- 4月 - 栃木県に阿蘇郡立佐野高等女学校(現・栃木県立佐野女子高等学校)が開校。
- 10月 - 小山内薫が「新思潮」を創刊。
- 10月 - 京城高等商業学校が東洋協会専門学校(現拓殖大学)京城分校として創立。
- 東北帝国大学創立。
- ルイ・ボーフロンがエスペラントの改造案として人工言語のイド語を発表。
- ダムダム弾の使用が禁止される。
- 目黒競馬場開設。
- オーストリア、スウェーデンで男子普通選挙制度が採用される。
- ノルウェーで女性参政権が認められる。
- アンリ・ベルクソン「創造的進化」。
- ウィリアム・ジェームズ「プラグマティズム」。
- モーリス・ルブラン、アルセーヌ・ルパンシリーズ第一作『怪盗紳士アルセーヌ・ルパン』。
- 田山花袋『蒲団』。
- 夏目漱石『虞美人草』 (「朝日新聞」)。
- フランスのポール・コルニュ(Paul Cornu)が約2mの高さで20秒間のホバリングに成功した。
- ラザフォードら、α粒子がヘリウム原子核であることを発見。
- ヘレロ戦争が終結。
[編集] 誕生
- 1月11日 - 山岡荘八、小説家(+ 1978年)
- 1月12日 - セルゲイ・コロリョフ、ロシアのロケット科学者(+ 1966年)
- 1月22日 - 堀野正雄、写真家(+ 2000年)
- 1月25日 - 火野葦平、小説家(+ 1960年)
- 1月23日 - 湯川秀樹、物理学者(+ 1981年)
- 2月6日 - 亀井勝一郎、文芸評論家(+ 1966年)
- 2月12日 - 豊田三郎、小説家(+ 1959年)
- 2月15日 - ジャン・ラングレイス、フランスの作曲者およびオルガン奏者(+ 1991年)
- 2月18日 - 高見順、作家(+ 1965年)
- 2月24日 - マージョリー・コートニー=ラティマー、博物館員、シーラカンス現生種の発見者(+ 2004年)
- 2月25日 - 市川右太衛門、俳優(+ 1999年)
- 3月8日 - コンスタンティン・カラマンリス、ギリシアの政治家(+ 1998年)
- 3月9日 - 荒船清十郎、政治家(+ 1980年)
- 3月17日 - 三木武夫、第66代内閣総理大臣(+ 1988年)
- 3月20日 - 出羽湊利吉、大相撲の力士・元関脇(+ 1964年)
- 4月3日 - アイザック・ドイッチャー、マルクス主義思想家・ソ連研究者(+ 1967年)
- 4月8日 - 山口慎一、翻訳家・文芸評論家(+ 1980年)
- 4月12日 - イモージェン・ホルスト、グスターヴ・ホルストの娘、音楽学者(+ 1984年)
- 4月18日 - ラース・ヴァレリアン・アールフォルス、数学者(+ 1996年)
- 4月29日 - 中原中也、詩人(+ 1937年)
- 4月29日 - ティーノ・ロッシ、フランスの歌手(+ 1983年)
- 5月5日 - 松平頼則、作曲家(+ 2001年)
- 5月6日 - 井上靖、小説家・詩人(+ 1991年)
- 5月12日 - キャサリン・ヘプバーン、女優(+ 2003年)
- 5月22日 - エルジェ、漫画家(+ 1983年)
- 5月22日 - ローレンス・オリヴィエ、俳優(+ 1989年)
- 5月26日 - ジョン・ウェイン、俳優(+ 1979年)
- 5月30日 - 絵理ベインホーン、ドイツのパイロット
- 6月7日 - マリオ・フィリッペスキ、テノール歌手(+ 1979年)
- 6月28日 - フランチスカ・テメルソン、ポーランド、後に英国の、芸術家およびフィルムメーカー(+ 1989年)
- 7月6日 - フリーダ・カーロ、画家(+ 1954年)
- 7月7日 - ロバート・A・ハインライン、SF作家(+ 1988年)
- 8月2日 - メアリー・ハマン、アメリカの作家およびエディター、花嫁&ホームのチーフエディター(+ 1984年)
- 8月12日 - 淡谷のり子、歌手(+ 1999年)
- 8月26日 - 藤林益三、第7代最高裁判所長官
- 8月30日 - ジョン・モークリー、世界初のコンピュータであるENIACの主要開発者の一人(+ 1980年)
- 9月3日 - ローレン・アイズリー、ネブラスカの著述家(+ 1977年)
- 9月17日 - 東野英治郎、俳優(+ 1994年)
- 10月5日 - ミラー夫人、アメリカの歌手(+ 1997年)
- 10月10日 - 愛知揆一、大蔵官僚・政治家(+ 1973年)
- 11月2日 - 人生幸朗、漫才師(+ 1982年)
- 11月10日 - 野田理一、詩人(+ 1987年)
- 11月14日 - アストリッド・リンドグレーン、児童文学者(+ 2002年)
- 11月14日 - ハワード・ウィリアム・ハンター、末日聖徒のイエス・キリストの教会の総裁(+ 1995年)
- 11月30日 - ジャック・バーザン、フランスの歴史家
[編集] 死去
[編集] 1月
- 1月6日 - 阿部十郎、新選組隊士・御陵衛士(* 1837年)
- 1月6日 - 伊達宗敦、仙台藩主・華族・貴族院議員(* 1852年)
- 1月20日 - ドミトリ・メンデレーエフ、化学者(* 1834年)
[編集] 2月
- 2月5日 - ルートヴィヒ・トゥイレ、音楽教育家・作曲家(* 1861年)
- 2月10日 - 本因坊秀栄、棋士(* 1852年)
- 2月17日 - ジョズエ・カルドゥッチ、詩人・古典文学者・ノーベル文学賞受賞者(* 1835年)
- 2月19日 - 秋田映季、三春藩主・華族(* 1858年)
- 2月20日 - アンリ・モアッサン、化学者・ノーベル化学賞受賞者(* 1852年)
[編集] 3月
- 3月6日 - 立見尚文、武士・軍人・華族(* 1845年)
- 3月12日 - 松本良順、幕臣・初代軍医総監・華族(* 1832年)
- 3月18日 - マルセラン・ベルテロ、化学者(* 1827年)
- 3月18日 - 若名英治、園芸家(* 1870年)
- 3月23日 - コンスタンチン・ポベドノスツェフ、法学者・政治家・思想家(* 1827年)
[編集] 4月
[編集] 5月
- 5月4日 - 鳳凰馬五郎、大相撲力士(* 1866年)
- 5月12日 - ジョリス=カルル・ユイスマンス、小説家(* 1848年)
- 5月13日 - 金井之恭、志士・官僚・書家・貴族院議員(* 1833年)
- 5月30日 - オットマール・アンシュッツ、写真家(* 1846年)
[編集] 6月
[編集] 7月
- 7月3日 - ハインリヒ・クロイツ、天文学者(* 1854年)
- 7月5日 - クーノ・フィッシャー、哲学者・哲学史家(* 1824年)
- 7月14日 - ウィリアム・パーキン、化学者(* 1838年)
- 7月15日 - 秋瑾、革命家(* 1875年)
- 7月23日 - 六郷政鑑、本荘藩主(* 1848年)
[編集] 8月
- 8月10日 - ヘルマン・エンデ、建築家(* 1829年)
- 8月13日 - ヘルマン・カール・フォーゲル、天文学者(* 1841年)
- 8月15日 - ヨーゼフ・ヨアヒム、ヴァイオリニスト・指揮者・作曲家(* 1831年)
- 8月17日 - 水野忠敬、沼津藩主・菊間藩主(* 1851年)
- 8月18日 - ジョン・カー、物理学者(* 1824年)
[編集] 9月
- 9月2日 - 陸羯南、ジャーナリスト(* 1857年)
- 9月4日 - エドヴァルド・グリーグ、作曲家(* 1843年)
- 9月6日 - シュリ・プリュドム、詩人・ノーベル文学賞受賞者(* 1839年)
- 9月28日 - フリードリヒ1世、バーデン大公国大公(* 1826年)
[編集] 10月
[編集] 11月
[編集] 12月
- 12月8日 - オスカル2世、スウェーデン国王・ノルウェー国王(* 1829年)
- 12月16日 - 浅井忠、画家(* 1856年)
- 12月17日 - ウィリアム・トムソン、物理学者(* 1824年)
- 12月23日 - ピエール・ジャンサン、天文学者(* 1824年)
[編集] 日時不詳
- 日付不詳 - 河瀬秀治、武士・小菅県令・印旛県令(* 1842年)
- 日付不詳 - 野村徳七、野村財閥創始者(* 1850年)
- 日付不詳 - 函館大経、ホースマン(* 1847年)
- 日付不詳 - 升本喜兵衛、実業家(* 1822年)
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - アルバート・マイケルソン (Albert Abraham Michelson)
- 化学賞 - エドゥアルト・ブフナー (Eduard Buchner)
- 生理学・医学賞 - シャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン (Charles Louis Alphonse Laveran)
- 文学賞 - ラドヤード・キップリング (Rudyard Kipling)
- 平和賞 - エルネスト・テオドロ・モネータ (Ernesto Teodoro Moneta)、ルイ・ルノー (Louis Renault)