スペル・シーサー
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スペル・シーサー(本名、生年月日共に非公開)は日本の男子プロレスラー。DRAGON GATE所属。自称・沖縄県那覇市出身。身長169cm、体重70kg。覆面レスラーであり、その素顔を見ることはできない。
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[編集] 経歴
2001年12月に闘龍門JAPANマットに登場。以降はユニット抗争とは距離を置いて活動していたが、2005年にマグナムTOKYOプロデュースによるユニットPos.HEARTSに編入される。
2001年に引退し、現在はインストラクターを務めるSAITO(斉藤義之)の弟子とされているが、SAITO本人ではないかという疑惑が選手・ファンの間で今も絶えず、しばしばネタにされる。なお、SAITOは闘龍門入団以前にメキシコマットでスペル・シーサーを名乗り活動していた事もある。疑惑を晴らすためか、一度SAITO対シーサーという試合が組まれ、シーサーが勝利している。
2005年5月には、プロレスリング・ノア所属のタイガー・エンペラーと越境タッグを組み、ディファカップに出場した。その後、メキシコ修行時代の師匠であるキング・シーサーが参戦すると、Pos.HEARTSに在籍したままシーサー・ボーイと共にシーサーズを結成する。しかしキング・シーサーが正体を明かし、ペンタゴン・ブラックとなってからシーサーズは消滅することになった。
[編集] タイトル歴
- OPEN THE TRIANGLE GATE
- 博多ライトヘビー級王座
[編集] 得意技
- シーサー・クラッチ
- ヨシタニック
- 形としては前方回転エビ固めなのだが、相手の背中に飛びついてから一度背筋の力で上体を起こし両手を広げ、それから勢いをつけて丸め込む為、相手は後頭部を強打するという投げと押さえ込みを一気にできる技である。その両手を広げる仕草が映画タイタニックの名シーンを想起させることと、開発者であるSAITOの本名を組み合わせてこの名前になっている。押さえ込む際にCIMAが一緒になって押さえる「ラブタニック」というバージョンも存在する。
- SAITOスペシャル各種
- 技を決める際に倒立することにより重心を一点に集中させる技術のことを言う。1~5号まで存在する。
- マンコブ(卍コブラツイスト)
- タッグマッチにおいて二人の相手に卍固めとコブラツイストをいっぺんにかける技。
- 道産子ティヘラ
- 場外にいる相手に対しリング上からロープを使って体を回転させ、コルバタへと移行する技。
[編集] その他・エピソード
- 何故かマグナム東京のことを「東京さん」と呼ぶ(他の人は「マグナム」と呼ぶ)。
- 特にこれといった因縁がないのに、CIMAがやたらシーサーを意識して襲いかかるというシーンが長きに渡って見られていたが、ブラッドジェネレーション分裂後は和解し、驚くほど息の合ったコンビネーションを見せるようになっている。