タルヤ・ハロネン
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タルヤ・ハロネン(Tarja Kaarina Halonen, 1943年12月24日 - )は、フィンランド共和国の第11,12代大統領。任期は6年で、2000年3月1日から2012年2月28日。ムーミンママとも呼ばれる。
- 1968年にヘルシンキ大学を卒業し、法学修士を取得
- 1979年に国会議員に初当選。
- 1987年に社会・保健大臣(~1990年)
- 1990年に法務大臣に就任(~1991年)
- 1995年に外務大臣に就任(~2000年、リッポネン内閣)。
- 2000年に行われた大統領選挙では社会民主党から立候補し、外務大臣としての実績を生かし、同年2月6日に行われた決選投票の結果、中央党エスコ・アホ前首相を破り、フィンランド初の女性大統領となった。
- 2004年10月、来日。
- 2006年1月15日7人が立候補した大統領選挙第1回投票が行われたが、過半数を獲得できず29日の決選投票でニーニスト(右派、国民連合)を破り大統領に再選を決めた。ハロネンは軍事同盟の北大西洋条約機構(NATO)に非加盟を主張していた。
[編集] その他
- アメリカ合衆国の人気TV司会者コナン・オブライエン(Conan O'Brien)は、彼女に風貌が似ていることをしばしばネタにしている(彼の番組、Late Night with Conan O'Brienはフィンランド国内でも放送され、非常に人気が高い)。コナンがこのことを番組内でネタにし始めてまもなく、2006年1月に彼女は大統領に再選された。コナンはあくまでネタとして、番組内でタルヤを支持したが、再選への影響は不明。その後、コナンがトリノ冬季五輪による番組休止期間中の2006年2月にフィンランドを訪れ、大統領と15分間会談を行った。その際、タルヤ自身もコナンと似ていることを認め、コナンの子供のためにムーミン人形をプレゼントした。これらの模様も後日(2006年3月10日)、Late Night with Conan O'Brien内で放送された([1]、conan-obrien.net)。
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[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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カテゴリ: フィンランドの政治家 | 1943年生