タンブル・ウィード
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タンブル・ウィード | ||||||||||||
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分類 | ||||||||||||
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和名 | ||||||||||||
回転草 |
タンブル・ウィード (ロシアアザミ、回転草)はアカザ科オカヒジキ属の植物群。 株はボール状に成長し、秋に果実が成熟すると風によって茎が折れてしまい、丸まって原野の上を転がる。 この運動により種子をまき散らす。
アメリカ合衆国では外国産の雑草として、1877年にサウスダコタ州のBon Homme郡で発見され米国農務省に報告された。ウクライナの農業者が輸入した種子の中に混じって偶然に種子が持ち込まれ、それが広まったと考えられている。 タンブル・ウィードは乾燥地帯において、家畜の餌になるかもしれないとして栽培が試みられたりもした。
現在でもカンザス州などで栽培が行われている。
丸まって転がる姿は、西部劇などにおいても盛んに見られる。
カテゴリ: アカザ科 | 植物関連のスタブ項目