ティアゴ・モッタ
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ティアゴ・モッタ(Thiago Motta、1982年8月28日 - )は、ブラジル、サンパウロ近郊のサン・ベルナルド出身、リーガ・エスパニョーラ・バルセロナ所属のサッカー選手(MF)。
身長187cm、体重83kg。バルセロナのカンテラ出身選手の一人。2001-2002シーズン半ばからトップチームの左サイドとして頻繁に起用される。現在はボランチとしてエジミウソンとレギュラーを争う。細身だが長身で、05/06シーズンでリケルメやランパードを完封するなど中盤での「潰し」を得意とする。また、以前バルセロナに所属していたリバウドから直接教えを受けたフリーキックも大きな武器である。反面、怪我をすることが多く、復帰したその試合で故障することもある。そのため実力の割には出場機会に恵まれず、当然ながら伸び悩んでいる。06/07シーズンからはある程度改善されたようでほとんど怪我をしなくなった。センターバックとしてのプレーも可能。
なお、イタリア移民の家系であるためイタリア国籍も有している。これにより、EU内出身選手と同じ扱いになっている。
目次 |
[編集] エピソード
- デビュー当初は、左サイドでプレーしていた。そのこともあり、2004年アテネ・オリンピック代表では左サイドバックだった。
- ラフプレーが多くしばしばイエローカードをもらい退場することもある(大体1試合に一枚のペースでもらう)。そのこともあり、所属するバルセロナではカードをもらうとしばらくして代えられる事が多い。
- 2004年2月29日デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦ではイエローカード2枚で退場。が、どれも直接関わっていなかった。1枚目はフィリップ・コクーのファール、2枚目にいたってはオレゲール・プレサスと背番号を間違えられた。(23と32)これも、常々ファールが多いことにより審判に目をつけられた結果である。
- 2007年2月、バルセロナのチームメイトであるエトーとロナウジーニョを和解させるため、2人をひきあわせ、抱擁させた。
[編集] 所属クラブ
- バルセロナB(スペイン) 1999-2001
- バルセロナ(スペイン) 2001-
[編集] タイトル
[編集] チーム
- 2004-2005 リーガ・エスパニョーラ - 優勝
- 2005-2006 スペイン・スーパーカップ - 優勝
[編集] 個人
- 2002-2003 最優秀新人選手(リーガ・エスパニョーラ)
FCバルセロナ - 2006-2007 |
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1 バルデス | 2 ベレッチ | 3 モッタ | 4 マルケス | 5 プジョル | 6 シャビ | 7 グジョンセン | 8 ジュリ | 9 エトオ | 10 ロナウジーニョ | 11 ザンブロッタ | 12 ファン・ブロンクホルスト | 15 エジミウソン | 16 シウビーニョ | 18 エスケーロ | 19 メッシ | 20 デコ | 21 テュラム | 22 サビオラ | 23 オレゲール | 24 イニエスタ | 25 ホルケラ | 28 ルーベン | 32 クロサス | 33 ジェフレン | 監督: ライカールト |
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