テミヤン
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テミヤン(本名:宮手健雄、1957年2月3日 - )は昭和後期から平成期のフォークシンガー、シンガーソングライター、野草研究家。アップフロントワークス所属。神奈川県平塚市出身、学生時代に神奈川県茅ヶ崎市に移り住み、現在も在住。自称「浜辺のフォークシンガー」。
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[編集] 来歴
中学から音楽に目覚めエレキギターを手にしていたが、岡林信康に強烈な影響を受け、エレキをアコースティックギターに持ち替え、フォークソングに傾倒する。美大で日本画を学ぶべく進むも、中退。その後は主に都内で音楽ライブ活動を行っていた。
やがて地元茅ヶ崎の「Cafeブレッド&バター」でアルバイトを始めブレッド&バターに出会い、ライブにより多くのミュージシャンと交流を深める。
1984年にブレッド&バターの岩沢二弓プロデュースによる「ZaZaZa」でデビュー。その後は、高橋真梨子、アグネス・チャン、中村あゆみ他に楽曲も提供する。
バンド「ラチエンボーイクラブ」のメンバーとしての活動を経てソロ活動を再開する。財津和夫のコンサートツアーにもコーラスで参加するなどする。
現在は、地元湘南とハワイアンテイストを融合させた独自の「湘南サウンド」を確立、主に地元神奈川のテレビ、ラジオ、雑誌などのメディアに登場している。
[編集] 人物
- 中学の時に神様と崇めていた岡林信康に一度だけ会ったことがあるが、あまりに緊張して何も喋れなかったという。
- テレビ神奈川に出演していた縁で知り合った山口智充と家族交流する仲である。
- 海草や野草に詳しく、湘南、三浦半島の海や山に足繁く通い、「海菜」という言葉を生む。また湘南・三浦の魚、野菜などを中心とした独特の食文化にも詳しい。
- 料理の腕前はプロ級。テレビや雑誌で多くの独自レシピを披露している。
- 2006年よりおもちゃコレクターの北原照久と横浜人形の家あかいくつ劇場で「貿易風 Temiyan Night」というライブを月1回行っている。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- 『Medium mare』2000年6月28日 zetima EPCE-5063
- 『South Calendar』2001年6月21日 Pacific Heaven HKCN-20007
- 『KAINA<海菜>』2002年7月16日 Pacific Heaven HKCN-20013
- 『湘南アンソロジー』2003年6月18日 hachama HKCN-20001
- 『C'est La Vie』2006年11月8日 Pacific Heaven SPPH-0112
[編集] シングル
- 『もう一度今を選ぶかな/渚のかげろう』1999年7月1日 zetima EPDE1041
- 『夢の花/渚のかげろう』2000年5月24日 zetima EPDE1079
- 『まるげのビーサン/夏のはじまり』(テミヤン&ほのぼのビーチ's)2004年3月28日 SPREE RECORD SPRE-9008(TGCS-2042)
- 『走れ!えぼし号/えぼし号アロハ』(うば島十兵衛、平島テミ太郎、くじらどおし常吉)2006年9月 EBOSHI.05
[編集] 主な出演番組
[編集] テレビ
- 「1230アッと!!ハマランチョ」(テレビ神奈川)水~金MC
[編集] ラジオ
- 「Temiyanの見たり、聞いたり、かじったり。」(湘南ビーチFM)月~金DJ
- 「湘南食堂」DJ(Hawaii Radio K-Japan AM690)
[編集] 雑誌、出版等
- 「山菜+海菜のフィールドノート」(雄鶏社)
- 季刊「湘南STYLE」『ワイルド食卓図鑑』連載(エイ出版社)
[編集] 外部リンク
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