データ通信
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データ通信とは、
- コンピュータ同士で情報をやり取りすること。また、そのサービス。→データ通信、コンピュータ・ネットワーク、インターネット、パソコン通信、移動体通信、無線アクセスなど
- 特に、メインフレーム間、あるいはメインフレームと端末間のやりとり、オンラインシステムでのデータのやり取りについて言う。
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[編集] 歴史
- 1940年
- 当時データの通信は、紙テープを読ませ、受け取り側で穿孔することで行なわれていた。しかし、データを処理する機械(コンピュータではない)は紙のパンチカードを使って処理していた。そのため、紙テープ→カードへの変換が必要であったが、この作業を自動化する装置をIBMが開発した。
- 1954年5月
- カードからカードに直接伝送が出来る装置(データ・トランシーバ)をIBMが開発した。
- 1958年
- 1964年
[編集] 技術
[編集] プロトコル
データ通信を行なうためには確実にデータをやり取りするための仕組みが必要である。これをプロトコルという。通信回線上でのデータのやり取りをすることを基本としている。
[編集] STR
STR(Synchronous Transmitter Receiver)は、1960年にIBMが作ったプロトコルである。初期のプロトコルであり、磁気テープのデータを送るのを始めとして、カード、紙テープなどのデータをやり取りするために使われた。同期データ通信として広く使われたプロトコルの最初の物である。
[編集] BSC
BSC (Binary Synchronous Communication)は、1対1だけではなく1対多の通信やバイナリデータを透過的に送ることが出来るプロトコルである。STRの後継としてIBMによって開発された。それと同時に ANSIでも規格化され、 ANSI X3.28として規格化されている。
[編集] 関連項目
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