デーモン・アルバーン
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デーモン・アルバーン(Damon Albarn、1968年3月23日)は、イギリス・ロンドン郊外コルチェスター出身のミュージシャンである。 ロックバンド「ブラー」のボーカル・ギタリストで、作詞作曲も担当している。別プロジェクトのゴリラズ、ザ・グッド、ザ・バッド&ザ・クイーンでも中心人物として活躍している。
知的でアイドル並なルックスがイギリスはもちろん、日本でも人気を博し、ファッション雑誌の特集に登場するなどしていた。アディダス好き。ナイキのスニーカーも愛用している。プライマルスクリームのボビー、オアシスのリアム、ブラーのデーモンはファッション雑誌の常連として有名。ベイシング・エイプと思われるネックレスもしていた。ちなみに彼は左利きである。現在は新バンドのゴリラズで、本業のブラーを超える活躍をしている。
「ポップなブラー」というイメージを捨て、商業的自殺と言われた5枚目のアルバム「ブラー」をリリース(結果は全英1位。アメリカでもsong2がヒット)。それ以降、アイドル的イメージは薄れ、アーティストとして評価されている。デビュー当時はフレッドペリーのポロシャツを着こなし、小奇麗なファッションだったが、近年はストリート系のゆとりのある服を好んで着ている。
オアシスのギャラガー兄弟との仲の悪さはあまりにも有名だが、リアムは息子がゴリラズのファンと公言している(オアシスよりも好きらしい)。また、近年は攻撃される機会が減っている。オアシスの功績については認めている。
ちなみに、バンドメイトのグレアム・コクソンとギャラガー兄弟の関係は良好。
子供の頃から演劇の勉強をしていたデーモンは1997年の映画「フェイス」に出演を果たす。それ以降も出演のオファーが来てるみたいだが本人は裏方の仕事のほうが性に合ってると思ってるらしくやる気は無いらしい。 現在はいくつかの映画のサントラに曲を提供していてその中でも映画「私が愛したギャングスター」の「Dying Isn't Easy」は名曲である。
世界規模ではゴリラズの方が成功したが、本体であるブラーの活動が待たれる。 なお、かつてのバンドメンバーであり、現在ソロ・アーティストとして活動中のグレアム・コクソンとは現在も関係は断裂したままである。
歌声はバンドキャリア前半までは男性にしては高く、どこかおちゃらけた印象のある声だったが、アルバム『13』のリードトラック『テンダー』でかなり低い声を出しており、ボーカリストとしての器量はかなりのもの。ちなみに、喋るときの地声もかなり低い。
[編集] 外部リンク
- GORILLAZ.com 公式ウェブサイト(英語)
- The Good, the Bad and the Queen 公式ウェブサイト(英語)
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