ドゥーガル・ディクソン
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ドゥーガル・ディクソン(Dougal Dixon、1947年 - )は、スコットランド人の地質学者、古生物学者、サイエンス・ライター。
5歳の時に恐竜が登場する漫画を読んで、生物に興味を持つようになったという。セントアンドリューズ大学を卒業後、1973年に出版社に就職。1980年からフリー。(実在の)恐竜に関するものを中心に20冊以上の著作があるが、特に現在生きている(または、かつて生きていた)生物から進化した架空の生物たちを描いた一連の著作で広く知られている。1971年に結婚し、2人の子供がいる。
目次 |
[編集] 著作
- フィクション
- 『アフターマン』(1981年)
- 『新恐竜』(1988年)
- 『マンアフターマン』(1990年)
- 『フューチャー・イズ・ワイルド』(2003年)
- 元々はテレビ番組としての企画。学者グループの助言をもとに製作され、プロデューサーのジョン・アダムスとの共著として出版。
- ノンフィクション
[編集] 備考
- 『アフターマン』などに登場する架空の生物たちのイラストは、彼自身によるデッサンをもとに本職の画家が描いたものである(『フューチャー・イズ・ワイルド』ではCG)。
- デズモンド・モリスは『新恐竜』に寄せた序文の中で、彼が創造した架空の生物群を「ドゥーガロイド」と呼んだ。
- 2005年と2006年に来日している。
[編集] 関連項目
- アフターマンの生物一覧
- 新恐竜の生物一覧
- マンアフターマンの生物一覧
- フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧