ドクター・ゲロ
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ドクター・ゲロは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』またはアニメ『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクター。アニメの声優は矢田耕司。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 人物像
元レッドリボン軍の天才科学者で、人造人間製造のスペシャリスト。後に自らの肉体も改造の素材とし、人造人間20号となる。
[編集] ストーリーへの絡み
存在が明かされたのは未来からトランクスがやって来た時である。レッドリボン軍を壊滅した悟空に復讐する為、様々な人造人間を作ったのち自らベースとなり、19号に自分を改造させた姿。脳をはじめとする体半分は人間だが、基本性能は19号とほぼ同じ。エネルギー吸収式。
戦闘力は発言等から推測すると、19号より高いと思われる。アニメではヤムチャ、クリリンを軽くあしらう。
- エイジ750 - レッドリボン軍が悟空により壊滅。以後悟空打倒の為、小型のスパイロボットで悟空達の闘いを偵察及び細胞を採取。
悟空が心臓病で倒れるものの超サイヤ人に覚醒したべジータに19号を破壊されその後逃走。
逃走中、べジータを倒すため、ピッコロのエネルギーを吸収するもののピッコロに片腕を切断されてしまう。ブルマの乗った飛行機を撃墜し、人造人間17号、18号を起動させるため、再び逃走する
クリリンに研究所の場所を知られるも、17号、18号の起動に成功する。しかし17号たちの反抗的な態度は改善されておらず、緊急停止コントローラーを奪い取られた挙句、17号に破壊された。
アニメ版では、魔人ブウ編で地獄から界王神界での悟空達とブウの戦いをフリーザ一味やセルと共に観戦していた。
また、別次元のゲロはセルを長年に渡って、作成していた。その途中に17号、18号に破壊される(しかし、その次元では自らを改造していたかは不明であるため、破壊よりも、殺害という表現が正しい可能性もある)。
[編集] GTでの登場
ドラゴンボールGTでは、ドクター・ミューと組んで地獄で新17号を完成させ、悟空打倒と世界征服に燃えていた。地球で計画を進めていたが、超17号戦でパンに超17号を止めるよう人質にされてしまい、仕方なく超17号を止めようとするが、新17号を作った際にドクター・ミューによりプログラムをドクター・ミューだけの命令を聞く様書き換えられてしまっており、またドクター・ミューは全ギャラクシー(銀河)征服を本来の目的としていた等の野望の食い違いから裏切られ、かつて17号に破壊されたように、結果的にまた17号に裏切られ破壊されるという皮肉かつ口惜しい最期を遂げる。その様子から見て17号に本人なりの愛情はあったものと思われる。
破壊される直前にはドクター・ミューから世界征服の野望を取るに足らないと馬鹿にされ、17号は究極の人造人間などという子供だましではなく、究極のマシンミュータントだと言われたりと散々な扱いを受けていた。
[編集] 『CROSS EPOCH』でのドクター・ゲロ
べジータたちの組織と決闘を挑むが、べジータたちにドタキャンされる。なお、自らを人造人間(改造人間)化していたのかは不明。