ナガ族
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ナガ族(Naga)はインド北東部、ミャンマー国境上に沿うナガランド一帯に生息するモンゴロイド系の民族。人口は約50万人でコニャク族、アオ族、アンガミ族、ロタ族など多数の部族で構成される。チベット・ビルマ語派系の言語を話す。自身をナーガ(蛇神)の末裔であると称している。
[編集] 特徴
文化形態としては複合巨石文化にあたる。かつては部族間の戦争や首狩りがさかんに行われていたが、第二次大戦後に独立を要求し1963年にナガランド州が成立して以後は「ナガ族」共同体として意識されつつある。政治形態としては首長制と民主制が混在している。
[編集] 生活
焼畑農業を主としアワ、トウモロコシなどを主としている。集落は丘陵尾根に多数の家屋を密集して営まれる。また家畜としてミタン牛の飼育を行う。