ニチレイ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 東京都中央区築地6丁目19番20号 ニチレイ東銀座ビル |
設立 | 1945年12月1日 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 加工食品、畜産、水産、低温物流 |
資本金 | 30,307百万円 |
外部リンク | http://www.nichirei.co.jp/ |
株式会社ニチレイ(NICHIREI CORPORATION)は冷蔵倉庫庫腹量日本トップ(世界でも4位)の低温物流業者である。同じく日本国内シェアトップである冷凍食品を中心とする加工食品・飲料の販売、水産畜産商品の輸入も行っている。
2005年4月に持株会社に移行したが、一部の事業が残っているため(不動産事業は宅地建物取引業免許の関係上分社化できない)純粋持株会社ではない。
1952年より調理冷凍食品の生産・販売を開始し、それ以後、冷凍食品及びそれを流通させるための仕組み(コールドチェーン)の普及をリードした。豊富なビタミンCを含むことで知られるアセロラは同社が日本にはじめて導入し、製品化した。
前身の帝国水産統制株式会社は、戦時中、水産統制令に基づいて設立されたが、実質的には経営資源の大半が日本水産の陸上部門(営業所や冷蔵倉庫等)を引き継いだものであった。そのため、旧日産コンツェルン系企業によりなる春光会メンバーになっている。かつて富士銀行がメーンバンクだった関係で芙蓉グループの一員であったが、現在では銀行系列の意識はほとんど希薄化している。
日立製作所の子会社日立ホーム&ライフソリューション株式会社(現日立アプライアンス株式会社)と「冷凍品質プロジェクト」なるものを立ち上げた関係で、日立の冷蔵庫のサンプルの冷凍食品がすべてニチレイ製品である。
目次 |
[編集] 沿革
- 1942年12月 - 帝国水産統制株式会社の設立。
- 1943年4月 - 水産物の買入・販売ならびに製氷・冷蔵・凍結事業を開始。
- 1945年12月 - 「日本冷蔵株式会社」に商号を変更。※公式にはこの1945年12月を創立年としている。
- 1949年5月 - 東京、大阪、名古屋の各証券取引所に株式を上場。
- 1985年2月 - CI導入により「株式会社ニチレイ」に社名変更。
- 2005年4月 - 持株会社体制に移行。フラワー事業・不動産事業のみ本社に残して分社化。
[編集] 事業会社
- 株式会社ニチレイフーズ(加工食品事業)
- 株式会社ニチレイフレッシュ(水産・畜産事業)
- 株式会社ニチレイロジグループ本社(低温物流事業)
- 株式会社ニチレイバイオサイエンス(バイオサイエンス事業)
- 株式会社ニチレイプロサーヴ(シェアードサービス事業)
[編集] 関連項目
- ニチレイカップ日米女子プロゴルフチーム選手権→ニチレイレディスカップ→ニチレイインターナショナル→ニチレイカップワールドレディスゴルフトーナメント→ニチレイレディス