ニナ・パープルトン
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ニナ・パープルトン (Nina Purpleton) はOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物の一人。
アナハイム・エレクトロニクス社フォン・ブラウン支社の社員。21歳(声:佐久間レイ)。月出身(フォン・ブラウンとの説あり)。容姿に関してはアメリカ系という疑惑もあるが詳しいことは不明(容姿面など幾つかの点でのモデルは映画『トップガン』のヒロインでケリー・マクギリス演じるチャーリーと思われる)。
ガンダム開発計画の中で製造された試作ガンダム1号機・担当のシステムエンジニア。ガトーによる2号機強奪の際に「わたしのガンダムが~」と口走ったシーンやその他の劇中描写を見る限り、実質的な開発主任を務めている様だ。両機の重力下実動試験の現場指揮者としてアルビオンに搭乗し、トリントン基地に降り立った。2号機強奪後も、追撃任務に加わった1号機のサポートとしてアルビオンに留まった。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
1号機パイロットとなったコウ・ウラキとは後に親密な関係となったが、才媛ゆえの気の強さが祟ってか、出会った当初の仲は険悪だった。ベルナルド・モンシアから言い寄られることもしばしばあり、コウを交えた三角関係が幾つかの事件を引き起こした。またコウとは別の意味でマイペースな性格であり、相手の感情・事情を慮らない言動が周囲とのトラブルを生じる事も。
アナベル・ガトーと交際していた過去があり、その事に起因する煩悶が、ガトーへの敵愾心に燃えるコウと仲が進展するに従ってより彼女を苦しめる事となる[1]。
ストーリー前半ではかなり自己中心的で我がままな女性として描かれており、このことがファンに彼女の行動全てを否定的に見させた可能性がある。(尚、OVA版最終回に先立って公開された映画版では、ファンからの不評を決定的にしたラストシーンはなく、シャトルで地球に降下していった以降の彼女の消息については不明である)。
彼女を嫌う作品ファンは多い。
作品中の彼女の位置付けは反戦メッセージ発信者の端的サンプルとも言え、ファンの多くが支持するガトーの生き様にむしろ否定的な立場にある。彼女の終盤の行動は、自己の命にさえ頓着しないガトーの生き方を否定すると同時に、同じ生き方に足を踏み込みかけたコウを制止する行為でもあった。また、かつての恋人であるガトーをドライに見捨てて、現在の恋人であるコウに味方されたとしたら、それはそれで視聴者としては観ていて辛い物がある、と言う声もあった。
[編集] 脚注
- ^ 第1話「ガンダム強奪」でサイサリスに乗り込もうとするガトーと対面しているが、何故か全くの無反応(「誰よ?」と寧ろ怪訝そうな表情)である。元恋人という事実が伏線もなくある時唐突に発覚していることから、「後付けによる設定のテコ入れではないのか」とする見方もある。単に遠くて顔が良く見えなかったのか、後付け設定という説が真実なのか、スタッフ間の申し合わせ不足による単なるミスなのかは不明
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