バルトロメー・デ・エスコベド
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バルトロメー・デ・エスコベド(Bartolomé de Escobedo, 1500年ごろ - 1563年8月11日)はスペイン・ルネサンス音楽の作曲家。サモラ出身でサラマンカで学び、その地で声楽家になった。1536年にローマ教皇庁礼拝堂の歌手になり、1554年までだいたいローマで過ごした。教皇庁礼拝堂を去ってスペインに戻ると、セゴビア大聖堂に職を得た。ここで若き日のトマス・ルイス・デ・ビクトリアを指導した。
エスコベドは短気のせいで、ローマ滞在中にたびたび苦境に陥った。聖座の記録によると、同僚の歌手を「頓馬」となじり、別の機会にはある歌手を「豚野郎」と呼ばわったという。またローマ時代の18年間に痛風を患っていたようだ。