パナソニック サイクルテック
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 582-8501 大阪府柏原市片山町13番13号 |
設立 | 1952年(昭和27年) 4月27日 |
業種 | 輸送用機器 |
代表者 | 代表取締役社長 岡野 賢二 |
資本金 | 6億円 |
主要株主 | 松下電器産業株式会社 |
外部リンク | http://www.panabyc.co.jp/ |
パナソニック サイクルテック株式会社(英文名称:Panasonic Cycle Technology Co., Ltd.)は、松下グループの自転車メーカー。
目次 |
[編集] 概要
松下電器産業は電気器具メーカーであるが、創業者の松下幸之助は自転車店の丁稚奉公から職業経験を始めているため、自転車に思い入れがあり、自転車本体、自転車用ライト(松下電池工業)、自転車用タイヤ(ナショナルタイヤ)などに参入している。
パナソニック サイクルテックは自転車本体を担当する。実用車から婦人用、子供用、電動、折り畳み、スポーツ車(MTB、ロード)など多岐に渡っており、手がけていないのはBMXくらいのものである。大手電気メーカーを親会社にもつことから、電動アシスト自転車(「ViVi」シリーズ)も得意としており、ヤマハ発動機(「PAS」シリーズ)とシェアを争っている。
また折り畳み自転車についても高い技術を持ち、トップモデルのトレンクル6500は、折り畳めばコインロッカーにも入るサイズになりそれでいて重さは6,500gと世界最軽量を誇っている。
[編集] 沿革
[編集] ロードレーサー
ロードレーサーのフレームメーカーとしては老舗の一つであり、1980年代~90年代においては、オランダを本拠地とするロードレースチーム、Panasonicチームをスポンサードしフレームなどの機材も供給。このチームはツール・ド・フランスなどにも出場する強豪であった。特にチームタイムトライアルが強く、ステージ優勝もしている。
アルミ+カーボンフレーム全盛の現在ではどちらかというと傍流のフレームメーカーであるが、クロモリフレーム再評価の流れの中で、クロモリやチタンのオーダーメードフレーム(パナソニック・オーダー・システム)を手頃な価格で供給し続けている同社の存在感は小さくない。
[編集] 関連項目
- パナソニック・ルートステン(同社が販売する通学用シティサイクル)
- パナソニック・ヴィアトーレ(同社が販売する通学用シティサイクル)
- パナソニック・プレタポルテ(同社が販売する通学用シティサイクル)
[編集] 外部リンク
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