フランス国家憲兵隊治安介入部隊
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フランス国家憲兵隊治安介入部隊(仏語:Groupement D'Intervention De La Gendarmerie Nationale)は、フランス国家憲兵隊機動憲兵隊所属のテロ対策特殊部隊であり、通称「GIGN」と呼ばれている。
治安介入部隊の隊員はフランス国家憲兵隊において3年以上の実務経験のある隊員から選抜される。隊員のほとんどは暴動対策任務が主力業務である機動憲兵隊から選ばれる。
この部隊は犯人がボディアーマーを着込んでいる場合、強力なマグナム弾を発射する回転式拳銃を採用している。(S&W M686やマニューリンMR73等)
[編集] 構成
国家憲兵隊のGSIGN(国家憲兵特殊安全対策群)の隷下にある。
- 治安介入部隊司令官(国家憲兵隊少佐)
- 副官及び参謀(3名)
- 第1~第4突入部隊(1名の士官と15名の隊員で編成)
- 第1・第2突入部隊は自由降下訓練を、第3・第4突入部隊は潜水侵入作戦訓練を受けている。
4個部隊のうち最低1個部隊が24時間即応体制になっている。