ベイビィ★LOVE
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ベイビィ★LOVE | |
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ジャンル | 少女漫画、恋愛漫画 |
漫画 | |
作者 | 椎名あゆみ |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | りぼん |
発表期間 | 1995年9月号 - 1999年5月号 |
巻数 | 9冊 |
OVA: ベイビィ★LOVE | |
発売日 | 非売品(応募者全員サービス企画) |
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『ベイビィ★LOVE』(べいびぃ・らぶ)は、少女漫画作品。作者は椎名あゆみ。
目次 |
[編集] 概要
集英社の漫画雑誌「りぼん」1995年9月号から1999年5月号にかけて連載された。単行本はりぼんマスコットコミックス(こちらも集英社)から全9巻。田中雅美著のノベライズ版(文庫版)も存在し、こちらはコバルト文庫(これまた集英社)から全3巻。
「こどものおもちゃ」、「ミントな僕ら」、「グッドモーニング・コール」とともに、1990年代後半の「りぼん」を支えた。ファンの間からテレビアニメ化を希望する声がかなりあがっていたが、関連グッズ(特に玩具)を作りにくい内容だったためか、結局は実現しなかった。ただし、非売品ながらOVA化はされている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
有須川せあらは、小学6年生でありながら、身長160cm以上の長身で、しかも高校生に見られるくらい大人びた容姿をしている。こんな風になってしまったのも、あこがれの瀬戸柊平に少しでも追いつきたい、という執念からだった。そしてある日、ひょんな事から瀬戸家にまんまと転がり込む事に成功したのだが・・・。
[編集] 登場人物
- 有須川 せあら(ありすがわ - )
- 主人公の小学6年生。身長162cmの美少女。高校生に見られる事があるが、年齢の事を考えれば老けて見えるとみて良い。小学2年の時に柊平に恋して以来、彼の為に約40cmも背を伸ばしたりと自分を磨いてきた。そのせいか料理が得意。「目には目を歯には歯を」という恐ろしい性格。恋愛至上主義者。父親のアメリカ転勤に乗じて父の部下の瀬戸家へ居候することに。作中中学に進学するが、ますます背が高くなってしまったかわりに、小学生時代ほど老けっぷりは目立たなくなった。子供扱いされる事が最大の侮辱であり、そうされるとキレて大泣きする。そういった部分はまだまだ年相応である。
- 瀬戸 柊平(せと しゅうへい)
- 中学3年生。185cmの長身で中学生には見られない少年。せあらとは小学5年生の時に出会っているが、記憶にない。バスケットボール部所属。作品中高校に進学、少しは年齢相応に見られるように。将来の夢は学校の先生である。
- 瀬戸 小春(せと こはる)
- 小学6年生。柊平の妹。柊平に近づくため瀬戸家に居候したせあらを嫌っていたが、後に親友同士に。二階堂亘のことが好き。作品中中学に進学。
- 司藤 雷(しとう らい)
- 中学3年生。柊平の親友。夏休みのラジオ体操に行った際に見かけたせあらに一目ぼれしてしまう。バスケ部所属。作中高校に進学するが、柊平とは別の高校で寮生活を送る。将来の夢はバスケットボールの野茂(?)。
- 二階堂 亘(にかいどう わたる)
- 小学6年生。小春の同級生で、想いを寄せる相手。ただ彼本人はどうかというと・・・??作品中中学に進学、小春と付き合うようになった。
- 仁科 綾乃(にしな あやの)
- 中学3年生。柊平の同級生。美人であることで柊平に近づこうとするが、そのことがせあらにとってライバルとなり、後に彼女のことが原因でせあらは大きなトラウマとなってしまう。
- 堰上 コウ(せがみ こう)
- 中学3年生。柊平の同級生。綾乃とつきあっているが、柊平を思い続けていることを告げられふられてしまう。
- 秋山 昴(あきやま すばる)
- 小学6年生。せあらの以前の学校の同級生。せあらが好き。同じ中学校に進学した。
- 篠宮 亜梨沙(しのみや ありさ)
- 昴の友達。せあらと昴を近づけない為に様々な悪巧みを企て、クラスメートに様々な噂を流したりする。
- 鳴海 由希(なるみ ゆき)
- 柊平と同じ高校に通う。中学時代にバスケの試合で柊平と対戦したことがある。父親はAVの制作をしている。
- 川崎 李真(かわさき りま)
- 柊平と同じ高校に通う。背が高く、「巨人」等と言われることに嫌気を感じている。
[編集] OVA
「りぼん」のイベントにてアニメ化され上映、その後1997年12月号の応募者全員サービス企画にてOVA化。非売品。
キャスト
[編集] 番外編
- 瀬戸家の兄弟事情
- 1997年りぼん夏休み増刊号に掲載。単行本5巻巻末に再掲。柊平10歳、小春7歳の頃の兄弟事情についてをストーリ化した。
- マイ・スウィート・デビル
- 1998年りぼん夏休み増刊号に掲載。単行本8巻巻末に再掲。昴を主人公とした作品でせあらと昴の微妙な関係を掲載。
[編集] 勝手にキャスティング
りぼん本編で企画した一般応募による当作品のキャラクターを俳優に例えると誰がいいかという投票で、結果は単行本5巻末に記載されている。当初は声優編も企画、実際に投票応募が行われたが前述のOVAが発表されたのでこちらの結果はお蔵入りとなってしまった。
各キャラクターの1位は以下の通りである。
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