ホンダ・エレメント
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エレメント(ELEMENT)はホンダの米国現地法人の製造する自動車で、日本へ逆輸入されていた。
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[編集] スタイル・機構
地上高が高く、かつ室内スペースも広くとったSUVとミニバンの折衷のようなクロスオーバービークルではあるが、CR-Vとは全く非対称なスタイルである。 側面の観音開きドアを大きな特徴とする。日本ではあまり受け入れられていないようである。 リアシートの上に手動のサンルーフが装備されているモデルも存在した。
北米ではマイナーチェンジをしたモデルが継続して生産されている。フロント周りやカラーリングの変更がされている。今年末には新しいグレードが追加される予定。
日本仕様の駆動方式は4WDのみ(米国仕様はFFもあり)、トランスミッションは4速ATのみとなっている。ちなみに北米仕様にはMTモデルが存在する。エンジンはK24A型直4DOHC i-VTEC(160ps)のみ。
なかなか個性的で面白いコンセプトの車であったが、日本市場ではあまり支持を得られず、わずか2年少々で輸入販売は打ち切られてしまった。
[編集] 歴史
[編集] 車名の由来
- elementは英語で成分、要素を意味する。