ホンダ・L型エンジン
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L型エンジンは本田技研工業で製造されている小型車種用の直列4気筒ガソリンエンジンで、従来のD型エンジンの後継エンジンである。バルブの駆動方式はSOHCで、吸気1、排気1の2バルブで2プラグのi-DSIまたはIMA用エンジンと、吸気2、排気2の4バルブで1プラグのVTECエンジンがある。
目次 |
[編集] 歴史
- 2001年6月21日に発表されたフィットに、1,300ccのL13Aが初めて採用された。
- 2001年12月13日に発表されたシビックハイブリッドに、1,300cc i-DSI 3気筒休止VTECのLDAが採用された。
- 2001年12月21日に発表されたモビリオに、1,500cc i-DSIのL15Aが採用された。
- 2002年9月18日に発表されたモビリオスパイクに、4バルブ、VTEC化されたL15Aが採用された。
- 2005年9月22日に発表された2代目シビックハイブリッドのLDAに、全気筒休止モードなどを追加した3ステージi-VTECが採用された。
[編集] バリエーション
[編集] L13A
SOHC 8バルブ i-DSI 1,339cc
参考スペック:63kw(86ps)/5,700rpm 119Nm(12.1kgm)/2,800rpm(GD1 フィット)
- フィット(GD1/2)
[編集] L15A(i-DSI)
SOHC 8バルブ i-DSI 1,496cc
参考スペック:66kw(90ps)/5,500rpm 131Nm(13.4kgm)/2,700rpm(GB1 モビリオ)
[編集] L15A(VTEC)
SOHC 16バルブ VTEC 1,496cc
参考スペック:81kw(110ps)/5,700rpm 143Nm(14.6kgm)/4,800rpm(GD3 フィット)
[編集] LDA
SOHC 8バルブ i-VTEC 1,339cc(エンジン部のみ)
参考スペック:70kw(95ps)/6,000rpm 123Nm(12.5kgm)/4,600rpm(FD3 シビックハイブリッド)
- シビックハイブリッド(FD3)
[編集] 搭載されていた車種
- フィットアリア(GD6/7、L13A)
- シビックハイブリッド(ES9、LDA-MF3)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 本田技研工業(オフィシャル)
- テクノロジー・ダイジェスト i-DSI(オフィシャル)