ポンジャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポンジャンは、麻雀をモチーフに考案された日本独自のテーブルゲーム。麻雀はとかく付き物のギャンブルイメージから子供にはふさわしくないという風潮が当時は強かったことから、麻雀の雰囲気を味わえる子供向けゲームという位置付けで売り出され、のちにはゲームソフトも発売された。牌のデザインには当時の人気アニメの登場キャラクターを採用するのが定番であり、全盛期には玩具メーカーの重要なキャラクター商法の対象ともなった。
商品によっては「ドンジャラ」とも呼ばれるが、これはバンダイの登録商標である。厳密には「ポンジャン」もトミーの登録商標であるが、名称としてはこちらが広まった。また、ジャンポンという類似のゲームもあるが、これにはポンが存在しない(ロン上がりは可能である)。
[編集] ルール
随所に麻雀用語を取り入れてはいるものの、基本的に麻雀とは別物のゲームである。役のほとんどがポンであり、枚数もツモ牌を含めて9枚で役を完成させる。
- 人数は2人~4人。いずれも一荘戦。
- 親のあがりで連荘。積み点なし。
- 「牌」(ぱい)と呼ばれるポンジャン専用の駒を使用する。同じ絵柄の牌は3~9個あり、牌にはそれぞれ「点数」が設定されていて、あがった際の点数に影響する。
- オールマイティ牌が1枚あり、テンパイ時それをツモるとあがれる(手の中にある場合は不可)。また、リーチ時それを捨てると役になる。
- 牌の組み合わせで点数を加算することが出来る。
- メンゼンテンパイでリーチが可能。(ポンがある場合は不可)
- フリテンなし。
- 流局で点のやり取りはない。
- 誰かがハコったら終了(終了しない場合もある)。
[編集] ポンジャンもしくはそれに類する物が収録されているコンピュータゲーム
- あずまんがドンジャラ大王
- アルルゥとあそぼ!!
- オーガストファンBOX
- カラフルBOX
- KIDミックスセクション
- サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~
- マールじゃん!!
- メモオフみっくす
- Memories Off Festa
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ボードゲーム | 麻雀 | ゲーム関連のスタブ記事