ポー

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この項目ではフランス南西部の都市について説明しています。小説家のポーについてはエドガー・アラン・ポーをご覧ください。

ポー (Pau) は、フランス南西部、ピレネー山脈の渓流ポー川沿いに位置するアキテーヌ地域圏、ピレネー＝アトランティック県の県庁所在地である。同県では最も人口が多く、またアキテーヌ地域圏では二番目に人口の多い都市である。1999年現在の人口は約7万8千人。近隣都市を含めた人口は約18万人、ポー都市圏には約22万人が住む。

ポー
地域圏	アキテーヌ
県	ピレネー＝アトランティック
行政機能	県庁所在地
人口	78,732 人 (1999年)
面積	31.51 km²

ポー城

[編集] 地名の由来

見張りのための砦が築かれたことから、オック語の「杭」を意味する語にちなんで命名された。

[編集] 歴史

1464年、ポーはベアルン地方の首都となった。フォワ伯のガストン・フェビュスがポー城を改築、ナバラ王家の人々の居城となった。16世紀にはマルグリット・ダングレームがこの城で暮らし、その娘のジャンヌ・ダルブレはこの城でのちにアンリ4世となる男児を出産、ベアルンの古式に乗っ取って、唇にニンニクを当て、ジュランソンワインを塗る洗礼を行なった。また、スウェーデン王カール14世ヨハンとなるジャン＝バティスト・ベルナドットが誕生したのもこの城においてである。

ウェリントン公をはじめ、ポーはイギリス人に保養地として愛され、ヨーロッパ大陸初の本格的なゴルフコースやテニスコートも作られた。