マセラティ・ブーメラン
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マセラティ ブーメラン | |
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ボディタイプ | 2ドア クーペ |
エンジン | V8 4719ml 318hp/6000rpm |
全長 | - mm |
全幅 | - mm |
全高 | - mm |
車両重量 | - kg |
先代 | - |
後継 | - |
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マセラティ・ブーメラン (Maserati Boomerang)は、マセラティが1971年にトリノ・オートサロンで発表した、2ドアクーペのコンセプトカー。ボディーのデザインはジョルジェット・ジュジャーロで、マセラティ・ボーラを元に造られている。
その名前はオーストラリアの伝統的な道具であるブーメランから付けられている。
目次 |
[編集] 解説
マセラティ・ブーメランはイタリアのデザイナー、ジュジャーロ(イタルデザイン社)がミッドシップ、2座席クーペのONE-OFFのプロトタイプとして開発したもの。 1972年のジェネーブ・オートショーで、マセラティ・ボーラのフレームを使用して、デビュー、その後数々の改良を重ねていった。数台製作されたともいわれる。 最近では超有名オークションで売買され1億円のプライスがついたともいわれる。
[編集] 特徴
ブーメランは、性能の極限までスポーツカーに対する、ジュジャーロのアイデアを生かされており、独特のウェッジシェイプと、どの角度から眺めても一点に集中して流れる鋭い縁の直線的な輪郭によって構成されたフラットな面と窓、給排気などの部分が立体的に調和して見える。さらに、大きな特徴としては、計器類がすべて、ステアリングハンドルの内側に集中配置された、特異なインストゥルメントパネルにある。
[編集] スペック
エンジン、V型8気筒、DOHC、4719cc(マセラティ・ボーラと共通) 最大馬力、318hp/6000rpm、最大速度は不明であるがボーラに準じると推測される。