マッシモ・ダレマ
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マッシモ・ダレマ(Massimo D'Alema、1949年4月20日-)はジャーナリスト、政治家、元イタリア首相(在任1998年-2000年)である。高名な共産党の政治家ジュセッペ・ダレマの息子。
イタリア共産党(PCI)(後にその主流派が彼の現在所属する左翼民主党(PDS)を結成する)から政治家としてのキャリアを開始し、タンジェントポリ(ミラノ地検による汚職摘発運動)事件によりキリスト教民主党(DC)やイタリア社会党(PSI)などの旧勢力の権威が失墜し、イタリア政界の勢力図が新興の右派連合と左派連合の二大勢力の対立に収束されていこうとするさなかの1994年にPDS書記長に就任。1996年には、社会主義インターナショナルの副議長に選ばれた。中道左派連合オリーブの木の躍進に貢献し1998年首相の地位についた。2000年4月、政権内の内紛により首相を辞任。2006年発足のロマーノ・プローディ内閣の外務大臣に就任。
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