マーク・ハミル
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マーク・ハミル(Mark Hamill, 1952年9月25日 - )はアメリカ合衆国の俳優。カリフォルニア州オークランド生まれ。父親がアメリカ海軍の軍人だったため、子供時代を日本の横須賀、横浜で過ごした。
『スター・ウォーズ』旧3部作の主人公であるジェダイの騎士、ルーク・スカイウォーカー役として有名である。
[編集] キャリア
ロサンゼルスで演技を学んだ後、『ビル・コスビー・ショウ』のゲスト役でプロデビュー。以降、テレビドラマやコメディーシリーズの出演を重ねる。1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』はハミルの映画デビュー作品であった。 1977年1月11日、『スター・ウォーズ』撮影の最終盤、ハミルは撮影に向かう途中で自動車事故に遭う。 一説によれば、完全に別人になるほど顔が傷だらけになってしまい、複数回の修復手術を受けたという(本人側は、鼻の骨折による修復出術を1回受けただけであり、負傷の程度が誇張された、と主張)。
映画公開後、ハミルのルーク・スカイウォーカーは、作品とともにスター級の人気を得たが、次作の『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』では、事故の影響からか、ハリソン・フォード演じるハン・ソロ中心に脚本が変更されたとされる。またハミルの顔の傷跡を説明付けるため、白熊のような猛獣ワンパに襲われ顔を殴られるシーンが追加された。『スター・ウォーズ』以降の映画でのキャリアは低迷しており、B級SF映画などの出演にとどまっている。2001年に公開された映画『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』ではライトセーバー戦のシーンに登場した。
一方で、ブロードウェイでのキャリアや、アニメの声優、マンガのクリエイターとして成功を収めてもいる。 2005年には、大物スターが多くゲスト出演することでも話題の人気TVカートゥーン番組『ザ・シンプソンズ』にも自身の役で出演した。 英語版の『天空の城ラピュタ』では、ムスカの吹き替えを勤めている。2007年の「ロボテック シャドー・クロニクル」においては。テイラー隊長役で初の米国オリジナルアニメの声優も勤めた。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の2作品でサターン・アワードの最優秀主演男優賞を受賞している。
1978年にMarilou Yorkと結婚、3人の子供がいる。
[編集] 出演作
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- ガイバー(日本の漫画、強殖装甲ガイバーの実写版)
- コルベット・サマー
- ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲
- パラッパラッパー(入野自由=パラッパ)
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