オークランド (カリフォルニア州)
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オークランド(英語:Oakland)はアメリカ合衆国 カリフォルニア州 アラメダ郡 にある、サンフランシスコ湾に面した港湾都市、アラメダ郡庁所在地
目次 |
[編集] 概要
食品工業や機械工業がさかん。
大陸横断鉄道開通から栄えたが、1906年のサンフランシスコ大地震後に被災者が流入し、大幅に人口を増やした。
[編集] 地理
サンフランシスコの対岸に位置する。
市の中心部には湖(レイクメリット)があり、湖の西側にはオフィス街、ビルやチャイナタウンなどが広がっている。
出典:アメリカ合衆国統計局
[編集] 人口動勢
City of Oakland Population by year[1][2] |
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1880年: 34,555 | 1950年: 384,575 |
1890年: 48,682 | 1960年: 367,548 |
1900年: 66,960 | 1970年: 361,561 |
1910年: 150,174 | 1980年: 339,337 |
1920年: 216,261 | 1990年: 372,242 |
1930年: 284,063 | 2000年: 399,484 |
1940年: 302,163 | 2005年: 395,274 |
- 1,084.8/km² (2,809.8/mi²) の平均的な密度に157,508軒の住宅が建っている。
- 人種構成:白人31.29%、アフリカン・アメリカン35.66%、先住民0.66%、アジア15.23%、太平洋諸島系0.50%、その他の人種11.66%、及び混血4.98%である。人口の21.89%はヒスパニックまたはラテン系である。
- 18歳未満の未成年:25.0%、
- 18歳以上24歳以下:9.7%、
- 25歳以上44歳以下:34.0%
- 45歳以上64歳以下:20.9%
- 65歳以上:10.5%
- 中央値年齢:33歳
- 男女比率: 女性100人:男性93.2人
- 男女比率(18歳以上):女性100人:男性90.2人
- 平均世帯収入:40,055米ドル
- 平均家族収入:44,384米ドル
- 平均男性収入:37,433米ドル
- 平均女性収入:35,088米ドル
- 一人当たり収入:21,936米ドル
- 人口の19.4%及び家族の16.2%は貧困線以下
- 全人口の18歳未満の27.9%及び65歳以上の13.1%は貧困線以下
参照: en:Maps of Oakland, California
[編集] 交通
[編集] 海
オークランド港:鉄道ターミナルと連動したコンテナ輸送基地として世界的に有名。
[編集] 陸
- 市内には、アムトラックの駅があり、ここを始発・終着駅とし、シカゴとの間を結ぶ「カリフォルニア・ゼファー」号や、ロサンゼルス-シアトル間を結ぶ「コースト・スターライト」号をはじめとする長距離列車などが発着する。なお、オークランド市内にあるアムトラックの駅とサンフランシスコ市内との間は、アムトラックの専用バスが連絡している(1989年に発生したサンフランシスコ地震により、被害を受けたオークランド市内のアムトラック駅は使用停止となり、近郊のエメリービルにアムトラックの駅が設置され、1990年代からは、「カリフォルニア・ゼファー」や「コースト・スターライト」などの長距離列車は、エメリービル駅において発着していたが、現在はオークランド駅の修復も完了し、元通りにオークランド駅において発着している)。
- 州間高速道路80号線
[編集] 空
オークランド国際空港:国内線を中心に運行され、国際線の多いサンフランシスコ国際空港を補完する役割も持つ。
[編集] スポーツ
メジャーリーグのオークランド・アスレチックス、NFLのオークランド・レイダーズ、NBAのゴールデンステイト・ウォーリアーズの本拠地がある。
[編集] 姉妹都市
オークランドは Sister Cities International によって指定された、7つの姉妹都市を有している:
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1962年10月13日、福岡市と姉妹都市提携を結んだ。その後、福岡市とは交換教育プログラムなどを通して交流を深めている。