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ミレトス(Miletus)は、エーゲ海をはさんだギリシア本土の対岸、アナトリア半島(小アジア)西海岸メンデレス川河口付近にあった町(植民地)である。青銅器時代から人が住んでいた。
紀元前5世紀初頭、イオニアの反乱が起こりペルシアに鎮圧されたが、紀元前334年に、アレクサンダー大王によって解放された。
最終的にトルコ人が支配して港として利用し、 港が沈泥でふさがれた時ミレトスは捨てられた。 現在、都市の跡は海から約10キロメートル奥にある。